投稿日: 2002/03/01(Fri) 21:40
投稿者瑞樹
Eメール
タイトル天青石さん作「僕らに降り積もる雪」の感想です
URLhttp://www4.ocn.ne.jp/~muso/
どうもこんばんわ、天青石さん。『ボルンタ島のナツヤスミ』以来の感想になります瑞樹です。『僕らに降り積もる雪』、タイトルに惹かれて読みましたのでヒジョーに私見ですが感想書かせていただきます。

ええと、まず。世界観がおもしろいですね。とくにラストで世界観が広がって「おおっ、この世界はどんなふうになってるんだ!?」とあの世界に興味がさらにわきました。そこで謎を残しながら終わっているというのも良かったです。あのあと二人はどうなるんだろう、と気になりますし。
それから天青石さんはファンタジィ世界の表現がうまいなと思います(これはいままでいくつかの短編を拝読して思ったことなんですが)。
説明的すぎず淡々としているところ――下手をすれば読者を突き放しているような――そこが無理なく小説世界に入っていけるポイントなんだろうなあ、と。

でも、今作ではそれが少し裏目に出ていたように思います。
たとえば冒頭。幻想的な雪の描写から入っていていいな〜と思ったんですが、実はこのシーン、潜水艇から見た景色だったんですね。しかも、水中の……。なんのことわりもなかったので瑞樹は車か電車の中から見た景色と勘違いしていました(<蹴)。
そもそも、物語のキーである「主人公の住んでいるのは水中都市」という設定の(はっきりとした)説明が、物語の中盤でやっとなされているのはどうなんでしょう……、物語前半部の描写が読者にうまく伝わらないじゃないかなあと思うのですが。ひと工夫あれば、読み手として助かりました。
そういうところも含めて、ファンタジィって難しいですよね……。

「あれ?」と気になったのはその一点だけでした。自分のことは棚上げ&偉そうな感想はこのくらいで……(汗)。
次回作もがんばってください、そしてぜひ投稿を!(笑)


投稿日: 2002年03月01日 23時56分
投稿者砂時
Eメールeaab7622@mb.infoweb.ne.jp
タイトル感想ふたりめ
URL
こんにちは、浪人確定してちょっとブルーな砂時です。まあ、あと一年努力すればいいだけなんですからいいんですよ。どうせ長い人生、少しくらい立ち止まったって悪いことはないはずですよ……きっと

感想ですけど、瑞樹さんの言うように最初の景色が潜水艇からのものだということに気がつきませんでした。後の文章でちゃんと書かれているので問題ないのですが、今度は水中都市というところでまたわからなくなってしまって……いい雰囲気に包まれている作品だと思いますけど、もうちょっと説明文もしくは世界の描写を加えてほしかったです。せめて、窓の外に広がる海の景色を表現してみるとか、水中都市の内部を軽く描いてみるとか。こういった文章も好きだったりするのですが、わからなすぎるともどかしいです

あと、ラストの終わり方がとても印象的でした。防護服と書いてあった時点で外の世界がどんなものかが想像できるのは助かりました。外の世界の描写はどこか淡々としながら世界が広がっていくようで、よかったです。こういった終わり方も余韻があっていいですね……今度ぜひ参考にさせてくださいな

そういうことで、感想でした。これからの生活のおかげでめっきりと登場回数が減ってしまうかもしれませんが……忘れないで下さいね


投稿日: 2002年03月02日 17時45分
投稿者しんじ
Eメール
タイトルさんにんめのかんそう
URL
天青石さんに感想するのはひさしぶりですね。

この作品は天青石さんらしく、異世界という設定ですね。
黒い雪。そのオチ自体は面白かったです。

ただ、不満を上げるとすれば、ストーリーが設定に終始している、ということでしょう。まあ、短編という性質上、しょうがないのかもしれませんけど。
しかし、小説ってのは、設定の上で物語が展開する、ってのが僕の考えです。
設定としてのネタ、ストーリーとしてのネタが絡み合って、小説になる。
具体的に言えば、黒い雪を見た主人公たちがどうするか、ということを書いて欲しかったです。
例えば、黒い雪を見た主人公が「ホントは黒い。大人はウソつきだ」と思った、とかいうことを入れるだけでも、ラストの印象は全然変わると思いました。
まあ、それが良い方に出るか悪い方に出るかは知りませんけども。

あと、描写ですか。
まあ、これはどうでもいいんじゃないかな、とも思いました。
後から「ああ、あれは電車じゃなかったんだ」とか思うのも、悪いとは思わんし。

こんなとこかな。
短いですが、そんな感想でした。


投稿日: 2002年03月03日 00時31分
投稿者天青石
Eメール
タイトル瑞樹さん、ご感想ありがとうございます
URLhttp://www10.u-page.so-net.ne.jp/rd5/siruka/
瑞樹さん、こんばんは。
レスが遅くなってすみません。
ネットになかなかつなげなくて、ご無沙汰しておりました。仕事が忙しくて、土日もないような状態が続いています。(泣)
でも、忙しいとなぜか、かえって、話が思い浮かんだり、物語世界に集中して書けるという……。(現実逃避かも)

作品を読んでくださって、ありがとうございます。
タイトルに惹かれたとのお言葉、とても嬉しいです。紹介文が短すぎたので、興味を持ってもらえるのかどうか実は心配していたもので(笑)

淡々としているところは、やっぱり癖なのだと思います。
今回は特に、幻想的な部分を狙って描いていたので、説明が不足していたと思います。

> 潜水艇から見た景色だったんですね。しかも、水中の……。なんのことわりもなかったので瑞樹は車か電車の中から見た景色と勘違いしていました(<蹴)。

実は、狙っていたんです。ごめんなさい。
普通に降っている雪のように見せておいて、実は水中でしたっていう。
もう少し上手に描ければよかったのですが……。わかりにくかったですよね。すみません。

もちろん、次回も投稿させていただきます(笑)。貴重な意見をいただけるので、嬉しいです。
ご感想ありがとうございました。


投稿日: 2002年03月03日 00時34分
投稿者天青石
Eメール
タイトル砂時さん、ありがとうございます
URLhttp://www10.u-page.so-net.ne.jp/rd5/siruka/
砂時さん、こんばんは。
お久しぶりです。
実は私、浪人生活をしていたことがあります(苦笑)
勉強しなきゃいけないのは頭ではわかりつつ、小説を読んだり、街の中をうろうろしたりしていました。
いえ、がむしゃらに勉強しなければいけないのかもしれないですが、やっぱり息抜きは大切です。
どこかでバランスをとっていないと、机に向かうのが苦痛なだけになってしまいますし……。
って、えらそうなこと言ってすみません。
無理しないように、がんばってくださいね。

> せめて、窓の外に広がる海の景色を表現してみるとか、水中都市の内部を軽く描いてみるとか。

ご意見ありがとうございます。
「水中都市」など、言葉だけで、ぜんぜん説明していませんでした……。
描写も説明も足りなかったですね。
ありがとうございます。参考になります。

終わり方は、とても悩みました。
何か足りないような気がして、でもそれが何なのかわからなくて。
迷った末に、ああいう風になりました。

> そういうことで、感想でした。これからの生活のおかげでめっきりと登場回数が減ってしまうかもしれませんが……忘れないで下さいね

忘れたりするわけないじゃないですか。
がんばってくださいね。


投稿日: 2002年03月03日 00時35分
投稿者天青石
Eメール
タイトルしんじさん、ご感想ありがとうございます
URLhttp://www10.u-page.so-net.ne.jp/rd5/siruka/
しんじさん、こんばんは。
お久しぶりです。

> ストーリーが設定に終始している

なるほど。確かにそうですね。
幻想的な物語を狙って書いたので、今回は特にストーリー性に欠ける話だったかも……。
設定だけじゃなくて、ストーリーも大事ですよね。
短編に両方入れるのは大変かもしれないですが、挑戦してみたいものです。

砂時さんへのレスにも書きましたが、終わり方にはかなり悩みました。
しんじさんの仰るとおり、主人公の心情を入れてみるのも良かったかもしれません。

参考になります。
ご感想ありがとうございました。


投稿日: 2002年03月03日 02時35分
投稿者tsukikasa
Eメール
タイトル四人目の感想
URL
天青石さん、はじめまして。『僕らに降り積もる雪』拝見させてもらいました。天青石さんの作品結構好きです。
さっそく感想です。
他の方もすでに書きこんでますが、自分も物語の舞台について、最初の「雪に覆われた道」って言葉と、雪が降っていても走り、前が見える乗り物って事で車だと完全に思い込んでしまいました。
潜水艇の中での会話って分かった時は、確かに少し驚きましたが、主人公が当たり前に知ってる情報が後まで描写されないってのは、一人称では個人的に少し抵抗があります。
でも、子供達が大人から見れば何て事の無い目的のために、懸命に行動を起こすって話は読んでてワクワクします。スタンド・バイ・ミー系とでもいうのかな?
 それから淡々とした文章と、終わり方についてですが、読む側に考えさせる作りになってて自分は良いと思いました。描写が少ない事で、黒い雪とか、いろいろと考えます。
全体的にも面白かったです。

……ちょっと偉そうな文章になってしまいました。
これからもよろしくお願いしますね。(⌒▽⌒)ノ 


投稿日: 2002年03月03日 23時12分
投稿者天青石
Eメール
タイトルtsukikasaさん、ありがとうございます!
URLhttp://www10.u-page.so-net.ne.jp/rd5/siruka/
tsukikasaさん、はじめまして。
ご感想いただけて嬉しいです。ありがとうございます。
こちらこそ、よろしくお願いします。

>潜水艇の中での会話って分かった時は、確かに少し驚きましたが、主人公が当たり前に知ってる情報が後まで描写されないってのは、一人称では個人的に少し抵抗があります。

そうですね。
主人公の世界であたりまえのことは、主人公の意識にあまりのぼってこないのではないかと思ったのです。
でも、不親切でしたよね。
地の文で、しっかり描写できればよかったなぁと反省しています。

> それから淡々とした文章と、終わり方についてですが、読む側に考えさせる作りになってて自分は良いと思いました。描写が少ない事で、黒い雪とか、いろいろと考えます。

ありがとうございます。
ついつい淡々とした文章になってしまうのですが、それを生かせていたなら嬉しいです。
強みに変えていけるようにしたいものです。

ご感想ありがとうございました。


投稿日: 2002年03月03日 00時42分
投稿者瑞樹
Eメール
タイトルRe: やはり
URLhttp://www4.ocn.ne.jp/~muso/
>実は、狙っていたんです。ごめんなさい。
>普通に降っている雪のように見せておいて、実は水中でしたっていう。

ああっ、やっぱり狙っていたんですね。
そうかもしれないなーと思ってたんですが、まえの感想カキコで書き忘れていました(汗)。僕は見事に騙されました(笑)
天青石さんの淡々とした作風にちょっと勘違いしてしまいました。申し訳ないです。
ご多忙そうですが、今後も創作活動がんばってください!
でわっ。


投稿日: 2002年03月03日 23時 8分
投稿者天青石
Eメール
タイトルいえいえ
URLhttp://www10.u-page.so-net.ne.jp/rd5/siruka/
いえいえ。
こちらこそ、すみません。
瑞樹さんも、創作活動がんばってくださいね。

ではでは。


投稿日: 2002年03月14日 23時22分
投稿者アザゼル
Eメールazazel@kawachi.zaq.ne.jp
タイトル五人目……かな?
URL
どうも、アザゼルです。
前に読んだのはいいんですが、よく見ると感想を忘れてました(笑)
ってわけで、感想です(感想になっているかどうかは不明ですが)

天青石さんの幻想的な描写が、
綺麗に表現できていた作品だと感じました。
そういう描写の反面で犠牲になってしまう、忠実な現実描写が抜けてしまっているのも、
この場合、読むのに苦にならない程度なので、
私はいいと思いますよ。
「ニセモノの雪」と最初にヒズルに喋らせたのも、
ラストへの伏線として成功していたように感じます。

と、ここからはただの与太話なのですが……
これから二人がどうなるのか、とかがものすごく気になる話ですね(笑)
この後のストーリーも読んでみたくなる――
なんだか、長編大作のCMみたいな印象を受けました(もちろん、いい意味で)
是非、気が向けばこの世界観で話を作って欲しいな、とか。


では、相変わらず戯言しか言えない感想ですが、この辺で。
次回作も楽しみにしています♪
アザゼルでした〜


投稿日: 2002年03月17日 22時 0分
投稿者天青石
Eメール
タイトルアザゼルさん、ご感想ありがとうございます
URLhttp://www10.u-page.so-net.ne.jp/rd5/siruka/
アザゼルさん、こんばんは。
レスが遅くなってしまって、すみません。
最近、仕事が土日も休みなしのうえに、花粉症になってしまって目が辛い毎日です。
去年までは花粉症じゃなかったのに……(涙)
どうでもいい話を、すみません。

>天青石さんの幻想的な描写が、
>綺麗に表現できていた作品だと感じました。

ありがとうございます。
幻想的な話を目指していたのですが、いま一つ出来上がりに自信がなかったので、
そう言っていただけてとても励みになります。

>「ニセモノの雪」と最初にヒズルに喋らせたのも、
>ラストへの伏線として成功していたように感じます。

水中に降る雪と地上に降る雪は、はじめから対比させて描こうと思っていたので
嬉しいです。

実は、今回の話を少し膨らませて、ロングバージョンを書いてみてしまいました。
皆様に書いていただいたご感想やご意見を参考に、
エピソードを膨らませて、二倍くらいの長さに。

二人のその後のエピソードも入れようかと思っていたのですが、
結局、入れませんでした。

アザゼルさん、読んでくださってありがとうございます。
ご感想ありがとうございました。


投稿日: 2002年03月30日 18時 5分
投稿者と〜みん
Eメール
タイトル六人目です
URL
 勝手な思い込みにて感想かかせていただきます。
 いや、ここまでの感想を読んで私がもった印象がなんか違う?という感じなので(^^;

 ロングバージョンも読んできたので、かもしれないですが。

 私は、えらい哀しいなぁと思いました。
 マリンスノーを見て、本物の雪に幻想を抱き冒険にでかける少年。きっともっときれいに違いないと信じて。

 そうして地上の雪を見て、思い浮かべたのとは違うことに愕然としながら何も分からず死んでいく少年。ただ昔あったという本物の「雪」を見に行ったために。

 実際には失われていた本物の雪。現実を大人たちは過去に押しやって、少年達に知らせようとしなかったのではないか。人が海の中にしか生きられない状態にしてしまったそんな過去を封印してるんじゃないか。地上は、放射能の汚染でもって、雪が黒く、肌が灼け、人は出られない状態であったのではないか。

 倒れた少年に降り注ぐ黒い雪。彼らはただ、雪をその目で見てみたかっただけなのに。

 過去を隠そうとする大人たちの汚さ。純粋な少年の想いに。ああ、後味がすごい哀しいです。少し謎なのは、ヒズルがどうしてそんなに本物の雪にこだわったのかという部分でしょうか。私はその辺が気になりました。

 ところで、意図するところこんな風にとってもよかったのでしょうか?(^^;)と思いながら。深読みでごめんなさい。失礼します。


投稿日: 2002年04月01日 00時 7分
投稿者天青石
Eメール
タイトルと〜みんさん、ご感想ありがとうございます
URLhttp://www10.u-page.so-net.ne.jp/rd5/siruka/
と〜みんさん、こんばんは。

ロングバージョンまで読んでくださって、ありがとうございます!

> いや、ここまでの感想を読んで私がもった印象がなんか違う?という感じなので(^^;

こちらに掲載していただいている作品は、幻想的な話を目指して書きましたが、
ロングバージョンは、主人公の心情を重視して書いたので、
雰囲気が違う話になっているのかもしれないです(汗)

> 過去を隠そうとする大人たちの汚さ。純粋な少年の想いに。ああ、後味がすごい哀しいです。少し謎なのは、ヒズルがどうしてそんなに本物の雪にこだわったのかという部分でしょうか。私はその辺が気になりました。

主人公から見て「ヒズルがいつもと違う」と感じる部分を強調しすぎたかも……。
会話やエピソードなどで、もう少しヒズルの気持ちも出せればよかったです。

貴重なご意見ありがとうございます。
ご感想、ありがとうございました。


投稿日: 2002年04月29日 23時38分
投稿者ASD
Eメール
タイトルあまりにも今更な7人目です(汗)
URLhttp://www.bb.wakwak.com/~asd/
随分と今更な感じの感想でスイマセン(汗)
っていうか、6人目のと〜みんさんのカキコが丁度一ヶ月前……ううむ(汗)

天青石さんのサイトに掲載されていたロングバージョンの方も
読ませていただきましたので、
そちらも踏まえて感想をお届けしたいと思います。



上の感想で「スタンドバイミー」っぽい、という指摘が出てますが、
僕はむしろ、長野まゆみを連想してしまいました。
ヒズルという少年の危うい感じのするややミステリアスな魅力、
それに対する主人公の憧憬の混じった視点など、
友情という以上にやや微妙なニュアンスを何故か感じてしまいました(爆)
水中都市の幻想的な雰囲気なども、そういう微妙さを盛り上げていたように思えました。
ストーリー運びなどはやや淡々としていた印象もありますが、
作品世界の雰囲気を大事にしている感じがして、良かったと思います。

水中都市という設定に関しては、ショート版では確かに気付きにくいような気がしますね(爆)
正直、ASDは完全に読み落としてしまいまして、単なる地下だと思ってました(汗)
ロングバージョンでは一転して、丹念に描写がなされていて、
幻想的な雰囲気をうまく作り出せていたのではないかと思いました。

テンポの良いショート版も捨て難いですが、
個人的には展開や描写の丁寧なロングバージョンの方が好みですね。



以下、重箱のスミつつき。
ええと、冒頭部分で「あれは1ヶ月前の事だった」という記述がありましたが、
どこまでが一ヶ月前の出来事なんだろうかと、ちょいと悩んでしまいました(汗)
別の友人と口論になる下りがそうなんだろうとは思いますが、
冒頭、二人で水中の雪を眺めるシーン、見方によっては
地上から帰ってきた後のシーンのように見えないこともなかったかと……。
ああいうラストでしたが、彼らがあの後どうなったかは明記してありませんでしたからね。
まあこれは、意図的にぼかしてあるのかも知れませんが……。

また、冷静に考えてみると、結局のところ
・地上の雪は何故あんな風だったのか?
・水中の雪の正体は、結局何だったのか?
以上2点が、結局明らかにされていませんでしたよねぇ……。
読んでいる最中にはあまり気に止めないとは思いますが、
感想を書くために何度か読み返しているうちに、ふと疑問に思ってしまいました(汗)
ショート版はともあれ、ロング版ほどの分量だと、
読んでいるうちに疑問を抱くような場合もあるではないか、とも思いました。
余談ながら水中の雪、人工のものではないのならば、
それはそれでニセモノでも無いのではないか、という気もしますし(汗)

……ま、別に明らかにならなくても何の支障もないとは思いますけどね(なら指摘するなよ)


……以上、感想でした。
ちなみに、やはり自分が用意していたネタと思いっきりカブってしまった事は、それなりにショックでした(笑)
ともあれ、次回作も期待してますので。


投稿日: 2002年05月02日 23時52分
投稿者天青石
Eメール
タイトルASDさん、ご感想ありがとうございます
URLwww10.u-page.so-net.ne.jp/rd5/siruka/
いえいえ。こちらこそレスが遅れてすみません。
感想、別に遅くなどないですよ〜。
ロングバージョンの方もお読みいただいてしまって、なんだか申し訳ないです。
ありがとうございます。

>僕はむしろ、長野まゆみを連想してしまいました。

ありがとうございます。
実は、ロングバージョンのほうは、少し狙ってみました。
長野まゆみさんの作品は、一作品しか読んだことがないのですが(汗)

>テンポの良いショート版も捨て難いですが、
>個人的には展開や描写の丁寧なロングバージョンの方が好みですね。

ありがとうございます。
手を加えたかいがありました。

>どこまでが一ヶ月前の出来事なんだろうかと

あれは、確かに判りにくかったですよね。
口論になるシーンのつもりでした。
カットバック方式、なかなか難しいです。
上手く使えるように、ただいま勉強中です(笑)

>ああいうラストでしたが、彼らがあの後どうなったかは明記してありませんでしたからね。
>まあこれは、意図的にぼかしてあるのかも知れませんが……。

ロングバージョンを書くに当たって、初めはあの後も書くつもりだったのですが、
雰囲気にそぐわない気がして、結局止めてしまいました。

>・地上の雪は何故あんな風だったのか?
>・水中の雪の正体は、結局何だったのか?
>以上2点が、結局明らかにされていませんでしたよねぇ……。

水中の雪は、文中では正確に明かしていませんが、地上の石灰分が溶け出して、水中に雪のように降るという設定です。
(実は、雪ネタを考えていたときに、ちょうどTVで中国の世界遺産「九寨溝」の特集をしてまして、水中に石灰の雪のようなものが降るシーンを放映していました。で、それを見て、今回のネタを思いついたという……)
地上の雪は……。ご想像にお任せします(笑)

>ちなみに、やはり自分が用意していたネタと思いっきりカブってしまった事は、それなりにショックでした(笑)

ええと、ネタはやはり早い者勝ちということで(笑)
次回、「ふたり」でしたよね。
難しい……。難しいけれど、がんばります。

ご感想ありがとうございました。