投稿日 | : 2002/02/19(Tue) 00:57 |
投稿者 | : アザゼル |
Eメール | : azazel@kawachi.zaq.ne.jp |
タイトル | : 砂時さん作「エミリアのねがいごと」感想です |
URL | : |
おひさしぶりです!
アザゼルです。
毎度ながら、間違いなく役に立たない感想です♪(ぉぃ)
前作「見守る瞳はただ優しく」
のサイドストーリーというわけで、
それぞれのキャラクターの性格、特徴(?)などは、
かなり分かり易く頭の中に入ってきました。
どうでもいいことですが、
アザゼルはかなりバーネットがお気に入りです。
なんていうか、ただ見守ることに徹するムーアの慈母神のような性格の人間と対峙させるに相応しい、さっぱりとした男勝りのところがいいですね♪(いえ、別にアザゼルの好み……というわけでは……あるかも(どっちやねん))
ストーリーは、ムーアの視点に立つとひたすらに切ない話ですが、
今回はエミリア視点ということで、
母を失った少女の純真で真摯な願望と、それに用意された(って言い方も変ですが)
「未来」が砂時さんらしい綺麗な文章で書かれていたと思います。
子取り鬼の話も、今回の物語に上手く組み込まれていたように感じました。
で、もし次にこの話が続くようなことがあれば、
ムーアの嫉妬の部分を描いて欲しいですね。
彼女はあまりにも「できすぎた」人間で、やはり人間らしい部分も見てみたいと、
一読者として感じてみたり……
ではでは、
受験やら何やら、忙しいとは思われますが、
身体には気を付けて下さいね。
アザゼルでした――
投稿日 | : 2002年02月20日 13時28分 |
投稿者 | : 緑 |
Eメール | : |
タイトル | : 独断と偏見による二人目の感想 |
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こんちわ。緑です。
タイトル通りかなりなめたことを言いますが……ご容赦を。
(注・余り具体的なことは書けませんでした。抽象的な話です)
緑の独断と偏見によると、『エンターテイメントはハッピーエンドが基本』なのですが、
一口にハッピーエンドと言っても、その中ではいろいろあると思うんですよ。
ただ、私の作家としての考えでいくと『万人が認めるハッピーエンド』というのがベストな訳です。
このお話の場合で行くと、どんなにキレイ事を重ねても、結局は痛い思いをすることになると思うんですよ。ムーアは。もうこれは仕上げ方の問題ではなくてですね。不可避的に。
自分がいない痛みを乗り越えられる事も辛いし、夫と再会する日が来たとしても、その時には自分とバートネットがいて。果たしてそこで夫はどちらを選ぶのか……とかですね。
どうやっても一概に『快く』することは出来ないと思うんですよ。
そういう意味でこの題材の選択は如何だったかな、と。
まあ感動はするんですけど……苦めでした。
辛いよ〜。微笑めないよ〜。ブルーな気分になるよ〜。
ごめんなさい。愚痴です(笑)
投稿日 | : 2002年02月21日 18時33分 |
投稿者 | : 砂時 |
Eメール | : eaab7622@mb.infoweb.ne.jp |
タイトル | : お二人様、感想どうもありがとうございます |
URL | : |
お二人様、感想どうもありがとうございます。今回は初めてのサイドストーリーだったので色々と戸惑ったこともあったりしましたが……とりあえず、大きな問題がなくてよかったです
この作品はどう考えてもムーアが苦い想いを抱くことになってしまっていますが、ムーアはムーアで最初から救われていると思うんですよ。自分の夫と子供のいるこの世界に留まることができた、その意味で
私は、願いごとにはそれなりの代償がつくものだと思っています。ムーアは何よりもこの世界に留まることを望みました。その代償が、見守ることだけしかできないもどかしさ(十分に手を貸しているような気もしますが)やバーネットに対する嫉妬のようなものです
前作を含んだエンディングとしては、皆一応の幸せを手に入れていると思います。ウェインはバーネットと結婚することでどこか穴の空いていた気持ちを癒すことができ、エミリアは念願の母親を手に入れ、バーネットは長年の恋を実らせ、そしてムーアはエミリアが幸せになるまでこの世界に留まることができた
設定としては、登場人物なりの幸せを手に入れることができるようにしたのですが……万人が認めるハッピーエンドというわけにはいかなかったようです
でも、恋愛などでも三角関係だった場合は誰かが泣くことになるわけですし、泣いた人は少なくともハッピーエンディングにはならないでしょう。それなら、この作品だって少しぐらい苦くなっても許されるかも……何言っているのだか、だんだんわかんなくなってきていましたりしますが
とりあえず、次回作は皆幸せになれるように頑張ってみます。ありがとうございました
投稿日 | : 2002年03月01日 21時 0分 |
投稿者 | : しんじ |
Eメール | : |
タイトル | : さんにんめのかんそう |
URL | : |
オークの森とかちょっと違うところがあるにしろ、基本的に前回と話の内容は同じですね。
僕が思うに、ひとつの話にこだわらずに、別の話に取り組んでいって欲しかったなあと。作家を目指す人間として、そうありたいと考えます。
まず、ウェインですが、出来過ぎた父親に感じました。
いない母親の分まで、どんなに努力しても至らないのが男親ってもんなのに、それが行き届き過ぎている。
もっと欠点らしい欠点を作ってやるべきだったと感じます。そうしたら、もっと母親が必要に感じたのではないでしょうか。
言ってしまえば、エミリアに母親が必要なようには映りませんでした。
なんといいますか。人生、何か足らんくらいで丁度いいじゃないかと。おお、人生なんて言っちまった。
あと、名前について。
単純に和名でよかったんじゃないでしょか。そうした方が、もっと親近感が出たように思います。
そしたら、最後に出てくるのは天使さまじゃなくて、天女になったりして新鮮に感じれたとも思いますし。
ちなみに、外人から見れば妖怪は日本の妖精で、天女は日本の天使になるそうです。
あと、技術的なことですが。
むかーしに比べてずいぶん読みやすくなりました。まあ、レベルアップしているってのはいいことですよね。
もちろん、まだまだ改善の余地はあるとも思いますが。
で、ここで感じたのは、エミリア視点のときは、エミリアの一人称にしても良かったんじゃないかなあ、と。
いや、むしろ、砂時さんは一人称が向いてるんじゃないかとさえ感じました。
次回作などは、一人称に取り組んで見てはどうでしょう。男でも女でもどっちでもいいので。
ま、それで「向いてないな」と思ったら、遠慮なく言いますし。
僕なんぞも、一度女の主人公を書いてみたら、男主人公より全然ウケが良かったということもありましたし。
向き不向きってのは、そういうもんなのかもしれないですね。
えーっと、こんなとこかな。
ってことで、次回作はとんでもなく斬新なもの、なんかを書いて欲しいと思いました。
では。
投稿日 | : 2002年03月02日 00時14分 |
投稿者 | : 砂時 |
Eメール | : eaab7622@mb.infoweb.ne.jp |
タイトル | : うぐうっ |
URL | : |
とまあ、知り合いのやっていたどこかのゲームの台詞など入れてみましたが……なんとなくやってみたかっただけの砂時です
感想どうもありがとうございました。今回はサイドストーリーをちょっとやってみたかっただけなので、次は新しい作品になりますよ
一人称で書いてみるというのも面白いのですが、それはまた今度にしてみようと思います。私の文章構成はとある作家のものがべースになっています。最初の作品なんかはその影響が激しく、少しずつ自分なりのスタイルにアレンジしているような感じです。いずれは一人称にチャレンジしてみますが、このスタイルをちゃんと自分のものにしてからにしてみます。でも、しんじさんい薦められたということで、お試しとして近いうちに一つやってみます
キャラクターについては、今度はいくつか欠点を持たせてみることにします。ウェインは設定上エミリアを溺愛するようにしていたので、出来すぎた父親になってしまったのでしょう。実際には、娘の前で知り合いと喧嘩したり殴りあったりもしているのですが……それは置いておいて
それにしても、とんでもなく新鮮なものですか……一応、考えとしてはいくつか持っているんですけど、それが斬新かどうか自体が不明。出してみないと本気でわからないです。今は速筆の練習なんかしていたりするのですが、それと一緒に斬新なものを探したりして、さらに浪人生活と大変なことになりそうです。でも、それはそれで楽しんでいるんですけどね。次々回作は、しんじさんから拍手が貰えるように頑張りますよ。なぜ次回作じゃないのかというと、単純に短めの作品を書いてみようと思っているだけです
それでは、またお会いしましょう。次々作に拍手が貰えることを、期待しています
投稿日 | : 2002年05月03日 00時27分 |
投稿者 | : 天青石 |
Eメール | : |
タイトル | : 遅くなりました。 |
URL | : www10.u-page.so-net.ne.jp/rd5/siruka/ |
砂時さん、こんばんは。
お久しぶりです。
とても遅くなってしまって申し訳ないのですが……。
「エミリアの願い事」の感想です。
冒頭の部分で何気ない日常が描写されていて、生活感が伝わってとても良かったです。そのほのぼのとした雰囲気の後に、子取り鬼の緊迫したシーンがあって、その対比に惹きつけられました。
あと、エミリアの心情も詳しく書かれていて、とても物語に入りこみやすかったです。クマのぬいぐるみを抱きしめるシーン等、とにかくしぐさがかわいいです!
そのかわいらしさゆえに、切なさもひしひしと伝わりました。
私見ですが、読んでいて「女神様」という言葉が急に出てきたように感じました。
「子取り鬼」のエピソードもとても良かったのですが、前もってオークの森に「女神様」か「色々な不思議な生き物」がいるらしい。という風に出ていれば、もっと良かったのではないかなぁと思います。
前回の作品では、ただ見ていることしかできなかったムーアですが、今回は姿を現して、触れて、エミリアの窮地を救うことができたので、彼女も少し救われたのではないかと思いました。
ではでは、まとまりがないですが。感想でした。
お忙しいとは思いますが、お身体に気をつけて。
頑張ってくださいね。
投稿日 | : 2002年05月07日 22時52分 |
投稿者 | : 砂時 |
Eメール | : eaab7622@mb.infoweb.ne.jp |
タイトル | : お久しぶりです、本当に |
URL | : |
お久しぶりです、天青石さん。最近浪人生活にしっかりと慣れつつある砂時です
予備校って何かと忙しくて、執筆時間がないです。四月の執筆時間など、ほとんどゼロというありさまでした。ですが、少しずつですがこういった生活にも慣れてきたので、五月中には何か書きたいと思っています
なお、『女神様』が突然出てきたのは実はミスではなかったりします。なぜなら、女神様の演出はまさか自分の名前をエミリアに告げるわけにはいかないムーアが作ったものなのですから
そして、帰ってきたエミリアの話から新しく女神様の存在が伝えられ、村の伝承となっていく。という展開にしたかったのですが、うまく伝えられなかったようです。これもまた自分の未熟ですね……
というわけで、どうも感想ありがとうございました。これからは少しずつ作品を書けるように、頑張っていきます
投稿日 | : 2002年05月15日 22時33分 |
投稿者 | : ASD |
Eメール | : |
タイトル | : ものすごく今更ですが…… |
URL | : http://www.bb.wakwak.com/~asd/ |
大変遅くなってしまって申し訳ありません……(汗)
今更ではありますが、感想です。
まぁ意見も出尽くしているような気もしますので、
気になった部分だけ、簡単に行ってみたいと思います。
まず気になったのは、分量でしょうか。
内容的にはまったくの番外編という事で、正編を読んだ人向けの内容だったかと思います。
ただ、分量が正編とほぼ同じで、読んでみてもほぼ同じボリューム感がありますので、
番外編というにはちょっとおおげさな規模の物になってしまっていたかも知れません。
それから、個人的には前作の読みどころは
「見守るだけで一切手出しできない」という、
せつなさとか、はがゆさとか、そういう部分にあったのではないかな、と思うのですが、
そういう部分がこの番外編の方である程度解消できてしまったというのが、
ある意味興醒めだったようにも思いました。
まあ、上の二つはあくまでも正編との対比上の問題であって、
この番外編に内容的に問題がある、というわけでは無いのですが……。
この際ですので、もう数編続きを書いてみて、
この物語をもう少し掘り下げてみてもいいのかも、という風にも思いました。
バーネットがメインの話とか、エミリアがもう少し成長してからの話とか……。
色々書けない事もないかな、という気もしますので。
……以上、今更ながらの感想でした。
ものぐさな管理人でもうしわけないッス……(汗)
投稿日 | : 2002年06月07日 23時16分 |
投稿者 | : 砂時 |
Eメール | : eaab7622@mb.infoweb.ne.jp |
タイトル | : 感想どうもありがとうございます |
URL | : |
感想どうもありがとうございます、ASDさん
受験中ですが、最近は少しずつ小説を書いています。企画短編に手をつけてみたかったのですが、もう数編話を掘り下げるということで自分なりに決定したので、それはまた次の機会に
正編を読んだ人向きになってしまっていましたが、なんというかやっぱり自分の中では連鎖した物語になっているので、どうしても正編の設定を生かしたものになってしまっているようです。というか、正編に出てきた設定をあえて次の作品に使うようにしているのですが、そういうのはどうなのでしょうか?
なんというか、もはやシリーズもの状態になってしまっているかもしれません。とりあえずあと二編ほど予定しているのですが、すべて書き上げたら紳士さんのものみたいにひとくくりにしてほしいですね。迷惑にならなければ
そういうわけで、感想どうもありがとうございました。それでは、また