投稿日: 2002/03/31(Sun) 20:11
投稿者しんじ
Eメール
タイトル予定運命の輪(完結)の感想
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まず、完結おめでとうございます。
300枚ですか。僕なら300時間かかってしまいますね。(マジで)
あと、改定版の方には目を通しておりませんので、おかしいこと言うかも。

面白かったです。
なので、正直言いたいこととかそんなにないんですよね。誰かにも言ったと思いますが、自分の空気を持ってる人ってコレといって言いたいことがない。

僕はこのサイトで結構感想書いてる方ですが、実際感想というよりいちゃもん。
ホントの感想文、となると苦手かも。

えー、壮大なスケールで始まったストーリーが、真相が分かるにつれて小さく小さくなっていくこと。
最終的には、みょーに小さく感じましたね。
兄弟ゲンカかよ。と思ったら最終的には夢オチになってしまったところ。いや、ただの夢じゃないことは確かなんですけどね。
あと、人の命というものについて、読んでる途中でよく分からなくなってきました。
死んでも生き返るっちゅうことに、感覚が麻痺してしまったんですね。
命について軽く書いたのなら、どこか終わりの方で命の重みに対するエピソードも盛り込んで欲しかったですね。
そうすると、SFやファンタジーにありがちな命の軽さに対する問題も、プラス方向に持っていけたと思います。
それから、主人公であるルクセインですが、活躍したようでしてない気がします。
結局、キリがミゾレを倒した、という印象でした。
なので、もっとルクセインが自分で考え、行動するようにした方がよかったと思います。
不自然に感じたのは、キリとミゾレという天才が作り出した空間。
世界最高水準の技術に対して、世界最高技術が飛躍しすぎな気がしました。
だとしたら、もっと世界最高水準も上げるべきでしょう。死んだ人間のコピーくらいはできるとか。

面白かった、と思うんですが、アラを探したら結構ありますね。
ま、完璧な作品はありませんからね。
とりあえず、いちゃもんはこんなもんで。

思うんですが、長編はやっぱり感想あつまりにくいですよね。
確かに素人の長編読むなんて、ヒマな人間のすることですけど。
でも思うんです。プロ作品を読まないと得られないことは多いですが、素人作品を読まなければ得られないこともあります。
そして感想することって、案外自分のためになってんですよね。
いやいや、感想のススメ、ってわけじゃないですよ。いや、そうかも。

まあいいです。
完成度の高い、楽しい作品だったと思います。
次回作も……まあ受験とかもあるでしょうが、楽しみにしています。
ではでは。


投稿日: 2002年04月12日 21時54分
投稿者沖田
Eメールkkk1005@ibara.ne.jp
タイトル大変遅れて大変すいません!
URLhttp://www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/8837/
>まず、完結おめでとうございます。
>300枚ですか。僕なら300時間かかってしまいますね。(マジで)
>あと、改定版の方には目を通しておりませんので、おかしいこと言うかも。
>
 感想ありがとうございます! ホント遅れてすいません!

>面白かったです。
>なので、正直言いたいこととかそんなにないんですよね。誰かにも言ったと思いますが、自分の空気を持ってる人ってコレといって言いたいことがない。
>
 ありがとうございます。個人的にかなり失敗作になってしまったんですが(というか、実力不足ですが)、雰囲気だけは出せたと思っています。ホント、それだけです(笑)

>えー、壮大なスケールで始まったストーリーが、真相が分かるにつれて小さく小さくなっていくこと。
>最終的には、みょーに小さく感じましたね。
>兄弟ゲンカかよ。と思ったら最終的には夢オチになってしまったところ。いや、ただの夢じゃないことは確かなんですけどね。
>あと、人の命というものについて、読んでる途中でよく分からなくなってきました。
>死んでも生き返るっちゅうことに、感覚が麻痺してしまったんですね。
>命について軽く書いたのなら、どこか終わりの方で命の重みに対するエピソードも盛り込んで欲しかったですね。
>そうすると、SFやファンタジーにありがちな命の軽さに対する問題も、プラス方向に持っていけたと思います。
>それから、主人公であるルクセインですが、活躍したようでしてない気がします。
>結局、キリがミゾレを倒した、という印象でした。
>なので、もっとルクセインが自分で考え、行動するようにした方がよかったと思います。
>不自然に感じたのは、キリとミゾレという天才が作り出した空間。
>世界最高水準の技術に対して、世界最高技術が飛躍しすぎな気がしました。
>だとしたら、もっと世界最高水準も上げるべきでしょう。死んだ人間のコピーくらいはできるとか。
>
 やはり、中でもその当たりがアラが目立つみたいですね。頂いた感想でも必ず突っ込んでありました。これは僕の知識不足が最大の原因で、前半に張りすぎた伏線の処理が厳しくなったことが次の理由だと思っています。次は直すよう努力します。

>面白かった、と思うんですが、アラを探したら結構ありますね。
>ま、完璧な作品はありませんからね。
>とりあえず、いちゃもんはこんなもんで。
>
>思うんですが、長編はやっぱり感想あつまりにくいですよね。
>確かに素人の長編読むなんて、ヒマな人間のすることですけど。

 そうですね(笑)暇か、義理か、恐ろしく執筆に対して誠意的に取り組んでいる人か。まぁ、それでも最低限の面白さがなければ本当に誰も読まないでしょうけど。そういう動機で読んでもらうのが嫌なら、上手くなってプロになるしかないですな。……自分に言い聞かせているわけですが(笑)

>でも思うんです。プロ作品を読まないと得られないことは多いですが、素人作品を読まなければ得られないこともあります。
>そして感想することって、案外自分のためになってんですよね。
>いやいや、感想のススメ、ってわけじゃないですよ。いや、そうかも。
>
 確かにそうですね。むしろ筆力を上げるという意味では、アマチュアのを読むほうがよいかもしれません。でもプロ作品との割合はプロ:アマで9:1ぐらいが好ましいですかね。

>まあいいです。
>完成度の高い、楽しい作品だったと思います。
>次回作も……まあ受験とかもあるでしょうが、楽しみにしています。
>ではでは。

 感想ありがとうございました! 受験がかなりキツク、長編はかなり先になるかもしれませんが……SSなぞは書きたいと思ってますので、もしよろしければ、またお願いします♪


投稿日: 2002年06月25日 01時18分
投稿者砂時
Eメールeaab7622@mb.infoweb.ne.jp
タイトル三ヶ月ぶりの感想……それもまたよし?
URL
こんばんは、砂時です
『予定運命の輪』を読ませていただきました。五、六時間がかりでずいぶんと楽しませてもらったのでお礼として感想を送らせてもらいます

最終的には、これはキリとミル(名前が思い出せないので略)のやたら理論固めの夢の話といった感じでした
この設定が別に悪いというわけではありません。これはこの物語をすべて読んでから思ったことですし、読んでいる途中までではまったくわからなかったことですから、物語の面白さに傷をつけるようなものではないのです

ただ、しんじさんと同じことを思ってしまった私。『壮大な物語が、なんだかどんどん小さくなっていく……』これはちょっと長編の構成上マイナスだったのではないかと
わがままなことを言わせてもらうと、やっぱり壮大に始まったのなら壮大に終わらせて派手に行こうぜ、っていうのが本音です
難しいところなんですけど、やっぱり終わり方だけはさっぱりさせたいですから。とはいえ、私もかなり人のことは言えないのですが……

あとは主人公のルク君(主人公ですし、本名は覚えてますよ。ですけど、ここは略してみた方が可愛いのではないかと)彼自身の行動が流されすぎていたように思えました
設定上、彼はキリ・ミルの思惑に乗らなければならなかったのでしょうけど、主人公としてもっと自発的に活躍してほしかったです。とはいえ、それを実行すれば銃が暴発するこの世界……ここはキリになんとか妥協してもらうしか

矛盾点などは、あえて指摘しないことにします。SFはあまり詳しくないし、沖田さんなりの思惑もありそうですから
それに、言いたいことのあらかたはしんじさんに代弁してもらっていますしね

それにしても、やはり長編は感想が集まらない上に時間もかかって大変です
受験生に長編を書く時間はないというのに……それに、私の場合は場面によって必要時間が派手に変わります。入れ込んだら止まらなくなってしまうので、今は素早く丁寧に簡単に、をモットーにして修行中。受験が終わったら、投稿の仕方を教えてくださいな

それでは、また