投稿日: 2002/08/10(Sat) 19:13
投稿者しんじ
Eメール
タイトル「ハルのウタ」の感想。
URL
ども。感想です。

まず、細かいところを指摘したいと思います。
しかし細かいところなので、気にするしないは、好きにしてください。

誤字脱字が目立ちました。
関西弁と相まって、合ってるところまで間違ってる気がしたりしました。
それから、読点が少なかったように感じます。
で、読点のついてるところも、なんかおかしなところについてたりしますね。
誤字脱字、読点の少なさってのは、読み手にとって不親切になると思うので、
最大限の注意を払わなければならないところだと思ったりします。

関西弁について。
あとがきで「関西弁が書きたかった」とあるので、こんなことを言うのはどうかと思いますが、感じたことをちょっと。
関西弁っていうのは、関西芸人のテレビ進出なんかで市民権を得てますが、活字にするのはどうでしょうか。
実際、関西弁が嫌いって言う人はいるもんで、もしその理由だけで作品が読んでもらえない、となったら、
それは損以外のなんでもない。
もちろん、関西弁が好き、という人もいますけどね。

あと、ですねえ。文章は、もうちょっと気をつけて書いた方がいいと思います。
たとえば、冒頭にこういうのがあります。

>たいした根拠もなかったが、彼は彼女が夢の中に出てきた彼女だと思った。一緒だったのだ。震える声も肩も。

たいした根拠もなかったが、と書かれてますが、一緒なんでしょう? 震える声も肩も。
だったら根拠あるじゃん、と思ってしまいました。
そういった文章が、時折見られました。

さて、いよいよストーリーについて。
この作品は、ストーリーというよりも設定という感じがします。
晴人と歌の過去、という設定。
ミステリアという存在の設定。
晴人の記憶がなくなってる、という設定にしておいて、最後に過去をバラすストーリー。
これが長編の第一章、ということなら、これでいいと思います。
しかし、短編ですからね。
ストーリーの基本は5W1Hだと思いますんで。
いや、5W1Hを言え、と言われても言えませんが。(アホなので)

ひなぎくさんも、プロを目指してる、ということなので言いたいことを言いまくってます。
まだ基本的な部分で、足りないところがあるなあ、と感じました。
小説の基本はキャラクター、プロット、テーマと言われますが、
素人とプロの違いは、テーマという部分にあるように思います。
その部分が、まだ荒っぽく思われます。
読む、書く、読んでもらう。
それを繰り返していれば、勝手に上達するでしょうから、今後ともがんばってください。

えー、誉めるところも結構あるんですが、
今回はあえて書きません。ほかの人にまかせます。

ということで、激辛評価でした。 かしこ


投稿日: 2002年08月10日 22時12分
投稿者ひなぎく
Eメール
タイトルRe: ありがとうございます。
URLhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~pokky/
 こんにちわ、ひなぎくと申します。今後ともよろしくお願いします。
 しんじさんの感想を読んで、いろいろと考えさせられました。
 私はまだまだ未熟で、足りないところがたくさんあって、あーもっとうまくなりたいなぁって考えていたので。
 敵(?)の実態が見えてきた感じがします。


 誤字脱字は言い訳もありませんが(笑)読点が少なかったのかー。
 私、読点いっぱいつけちゃう癖があって(前に「多すぎ」と言われたんです)「うわ、またつけた」と思って消してたんですが、逆に少なくなってしまったとは……。
 文章ともどももっと細部にまで気を配らなければなりませんね。

 あと関西弁についてはごめんなさい。
 この作品は関西弁に合わせたので、雰囲気は間違っていないと思っています。
 ただしんじさんの言うとおり関西弁が嫌いな方もいらっしゃいますよねえ。
 まぁ、後にも先にも関西弁を使うのはこれっきりでしょう。

 ストーリーについては結局、一つの短編にいろいろつめこみすぎて、結果伏線→ばらすみたいな直結型になってしまったのかもしれません。
 大人の余裕というものを考えてみます。

 一番考えさせられたのがテーマですね……。
 正直なところやっぱりまだ私にはテーマという物がよくわかっていなくて、いろいろ考えているんだけど答えを掴んではいません。
 私にとって一番の難関かな。
 しんじさんのおっしゃるとおり、勝手に上達するのか不安でしかたありません。

 それではこんなところです。
 これからもよろしくおねがいします。


投稿日: 2002年08月11日 01時16分
投稿者F-MON
Eメール
タイトル感想二人目です。
URL
ひなぎくさん、こんにちは。F−MONです。

関西弁が書きたかったと仰るだけあって、歌ちゃんの台詞が可愛いですね。
ただ僕は関東人なので、最初の台詞「ごめんなぁ」を、いわゆる標準語の男言葉だと
思ってしまいました。第一印象だけの問題ではありますけどね。

内容としては、ラストが爽やか過ぎるのがちょっと気にならなくもないです。
客観的に見れば、この二人はとてつもなく重い犠牲の上で幸せになろうと
しているわけですよね。晴人が歌を許して、それで終り――ではなく、何か
もう一捻りあってもいいような気もするのですが……

以上です。賞への応募、頑張ってください。それでは〜


投稿日: 2002年08月13日 11時 6分
投稿者ひなぎく
Eメール
タイトルRe: ありがとうございます2
URLhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~pokky/
 こんにちわ、ひなぎくです。
 感想ありがとうございます。
 まさに関西弁は歌のためだったで、嬉しいです。
 でもやっぱり関西じゃない方は関西弁は難しいようですね。
 なーんか、マンガや小説で使われている関西弁ってめっちゃわざとらしくて「こんなんいわんやろ」と思ってたんですが、もしかしたらそれは関西弁を使っていない人たちを気遣った誇張表現なのかなぁ……なんて考えてみたりします(笑)
 ラストもおっしゃるとおりだと思います。ここらへんがしんじさんのおっしゃっていた「テーマの表現が甘い」っていうことなのかなぁ。
 参考にさせていただきます。ありがとうございました。


投稿日: 2002年08月13日 15時51分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルRe: とんで四人目???
URL
まずは、このたび賞に挑戦されるとのことで、頑張ってくださいね!すごいなぁ!うまくいけば良いですね!!!
そのためにも、何か為になるような感想が書ければいいのですが……自信ないです(汗)

まず、関西弁について……自分はコテコテの関西人なのでまったく問題なかったんだすが、アンチ関西の人の気持ちもよ〜く分かります(笑)関西に関わらず、どこの方言でも読みづらさを強要してしまうことは避けられません、文章ならなおさら。
それが何故、フツーのように関西弁だけが許されるのか?標準語と同等の市民権を得たつもりか!バカヤロー!!となるわけですね(笑)
だから、本文に大阪弁を話すフォローを一言入れておくことをお勧めします。大阪から来たからっていうのだけでは、あまりにも横暴だと思うので。
いやいや、これは自分も気をつけなくてはいけない点だと思います。

あとは全体的にとても好きな作品でした!特に後半に向かうにつれて「ノってきた」って感じがヒシヒシと伝わって……楽しんで書いてるなって作品は――もちろん自己陶酔でさえなければ――読んででとても気持ちがいいです。

というわけで、全然役に立たない感想でごめんなさい……てぃあらでした!


投稿日: 2002年08月13日 22時58分
投稿者ひなぎく
Eメール
タイトルありがとうございます4。
URLhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~pokky/
 わたしもとんでみました(ところで何故4人目なんですかっ!?)
 
>関西弁を話すフォロー
 すいません。ちょっと意味がわかりませんでした。
 関西弁を話す理由をもうひとつつけましょう、ということなんでしょうか?
 それとも関西弁を地の文でうまくフォローしろということなんでしょうか?(^^;
 ごめんなさい。「意味分かりません」っていうとなんか喧嘩売っているみたいなんですけど、そうじゃないんです。ううう、うちがアホだから?
 よろしければお答えください(^^)

 好きな作品でした! と言っていただけるだけで、嬉しいです。
 ありがとうございました。


投稿日: 2002年08月14日 14時 8分
投稿者しんじ
Eメール
タイトル追記
URL
関西弁について、以外と反響があったので、追記。

えーっと、関西弁を使ってはいけない、と僕は思ってないですよ。
マンガなんか見るとわかるように、関西弁は当たり前のように出てきます。
しかし、そこには決まりごとのようなものがあります。
主人公じゃないこと、とか、ライバルであること、とか。
名探偵コナンしかり、はじめの一歩しかり。
関西弁をうまく使うことで、ライバルが憎めない存在になったりしますよね。
この作品の場合、関西弁がマイナス部分になってると思うんですよね。
僕は関西人じゃないので、たぶん関西弁を使うことはないでしょうが、
人それぞれの個性は、よい方向に向けるべきだと思います。
言うなれば、市民権を得ている唯一の方言を知ってるわけだから、上手に使ってほしいと思うんですよ。

んー、フォローはこんなもんでいいかな。
っちゅーことで。


投稿日: 2002年08月19日 22時12分
投稿者ひなぎく
Eメール
タイトルRe: 追記ありがとうございます。
URLhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~pokky/
 ちょっと本人も緊急出没中で、ちゃんとしたレスがかけないかもっていうかいつもそんなかんじなんですが、がんばります。至らないところがあったらごめんなさい。

 関西弁の件については私の思慮が浅かったなぁと反省しております。
 私自身は好きだし、あと作品の雰囲気に合うかなーと思って使ったんですが、やっぱりマイナス部分が大きい人には大きいのかも。
 あと関西弁サブキャラなんですけど、実はあんまり好きじゃないんです。
 だからどうせなら主人公にしちゃえー! という無謀極まりないチャレンジだったとお考えください(爆)

 追記ありがとうございました。


投稿日: 2002年08月17日 16時53分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルRe: ちゃうちゃう!!
URL
> わたしもとんでみました(ところで何故4人目なんですかっ!?)
いや……雑談掲示板を見る限りでは、瑞樹さんの方が3番目かな、と。別に深い意味は……ごめんなさいです……。

> 関西弁を話す理由をもうひとつつけましょう、ということなんでしょうか?
> それとも関西弁を地の文でうまくフォローしろということなんでしょうか?

ええと、両方じゃないとダメな気が……すみません。もちろん、地の文で標準語に訳せとかは言ってないですよ!(当たり前ですよね……ごめんなさい)あんまり例文を挙げるのも、生意気みたいで気が引けますし、最近読んだ本の中から「いいな」って思った方言のフォローを挙げときますね。ひなぎくさんの作品とは色が大分違うけど。ついでに大阪じゃないけど。

「僕の心に(知人の)京都特有の懐かしい響きが染み渡る。僕は、自分でも知らないうちに、東京で随分心細い思いを抱えて生きていたんだと気がついた。」

この辺りの答えで勘弁してやって下さい。ごめんなさい!


投稿日: 2002年08月19日 22時15分
投稿者ひなぎく
Eメール
タイトルRe: にゃるほど……。
URLhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~pokky/
 四番目。
 すごい謎でした。なるほど瑞樹さんの分も数えてか。
 四を飛ばすのはよくあるけど、あえて四……? なぜだ、とか思ってみたり(笑)

 分かりやすい例をどうもありがとうございました。にゃるほど。
 そういうところで一押しが足りないのかな。
 一応、周りを全部東京の人にすることによって、二人は二人ぼっちなんだよ感(?)とかそういうのを出したかったなんて目論見があったりするんですが、反応を見る限りでは成功していないようですね……(涙)

 てぃあらさんも追記ありがとうございます。


投稿日: 2002年08月17日 23時53分
投稿者砂時
Eメールeaab7622@mb.infoweb.ne.jp
タイトルこれが感想四人目なのでは?
URL
雑談掲示板での予告よりはやや早かったりもしますが、そういう細かいところなどまったく気にしていない砂時さんから感想です

物語の流れとしては悪くなかったのですが、どことなく説明不足な点が多かったような気がします。いや、説明不足というか、読んでいて普通に混乱する部分が多かったというべきかもしれません
たとえば、あの科学者の小川(?)という女性について。子供が好きだとかそういう点を説明されてはいましたが、あとで信頼関係を築きたかったが……となって、歌に威圧されて、後半戦では二人の身を案じる、と
もっとよく読んでみればよかったのかもしれませんが、さらっと読んでみるとどうしてもこの女性が突然二人に優しくなったような感じを受けてしまうのです。他にも、少しばかり混乱させられる部分はありましたが……そのあたりは、もう一度読み直して探してみてください
関西弁については、賞を目指すのなら強力な武器になるかもしれません。確かに、関西弁が嫌いな方には問題があるでしょうが、使い方を考えればキャラクターの個性を強く押し出すことができるなど有利なことも多いはず。他の人の反応を見ながら、使い方を考えて見ましょう。ちなみに、私としては関西弁は嫌いじゃないです。よくわからない表現をされなければ、ですが
あとは、ミステリアとか魔素とか、結局何も明らかにされていないところですか。長編にするなら、この辺りに焦点を当ててみるべきかと。主人公と歌の過去と一緒に、このあたりの話を進めてくれると嬉しいです

そういうわけで、感想でした。電撃の方、頑張ってくださいね


投稿日: 2002年08月18日 14時14分
投稿者ASD
Eメール
タイトル5人目です。長文です(爆)
URLhttp://www.bb.wakwak.com/~asd/
いやー、関西弁のヒロイン、いいですねぇ……(ヒロインだけ?)

というわけで、ASDです。
ひなぎくさんが死ぬほど恐れる(爆)ASD印の感想をお届けにあがりました。
今回は掲示板ですが、まぁいつも通りの感じで行ってみたいと思います。
ご覚悟をお願いします(爆)
(どんなのやねん(笑))
あと、ひなぎくさん以外の皆様へ。
なんかASDさんものすごい長文の感想書いて一体何事、と思われるかも知れませんが、
公募向けの作品でメールでお送りする感想はいつも大体こんな感じですので(笑)

というわけで、以下感想です。



全体の印象としては、シリーズ物の第一話というか、長編作品の雛型というか、
そういう印象が強かったように思います。
大枠としてはミステリアと人間の攻防を巡る物語で、
その一方で少女と記憶を失った少年の物語としての側面もあり、
さらにその中で「大阪大災害」の真相を云々、という事まで持ち出されていて、
70枚の中にかなり頑張って詰め込んだんだなー、とつい感心してしまいました(爆)
どういう風にでもまとめようはあったと思いますが、
敢えて恋愛物的な要素をメインに持ってきたのは、いい選択だと思いました。

全体的に破綻なくまとまっていたとは思いますが、
意地悪な見方をすれば、まとめるので手いっぱいだったように見えない事もなかったかと思います。
他の方の指摘にもありましたが、
文章等も若干ではありますが、もう少し煮詰める余地があるようにも思えますし。
個人的には、ややテンポがもたついているような印象がありました。


以下、細かいツッコミを連発。

「魔素が水を媒介に感染する」という設定についてですが、
雨が降ったらNG、噴水の水もNG、
では風呂や飲料水はどう対策しているのでしょうか。
特に、魔力者や浄化者が共同の風呂を使うのはかなり気になりました……(爆)

物語前半で、小谷女史が歌に関する調査云々という時に、
「そんな事をしたら彼女が死ぬ」とか言ってましたけど
果たして歌はどんな目に合う予定だったのでしょうか……(汗)
小谷女史が難色を示したのは歌に嫌われるのがイヤだったから、
だけで充分理由付けにはなっていたと思いますが。

後半の戦闘シーンにて、手榴弾がどうこうという説明がありましたが……。
その時点での解説を読む限り、
手榴弾 > 剣 > 銃
という順番で威力があるように説明されていたと思いますが、
何故そうなるのか、読んでいてちょっと納得がいきませんでした(爆)
剣 > 手榴弾、銃
ならまだ、根拠レスに「ああミステリアってフツーじゃないんだ」と思いますが、
手榴弾が効果的だというのは別に人間相手とかでも、フツーだと思いますが……(汗)

あと……極めて冷静に考えてみると
浄化者である歌が、戦闘に直接同行する必然性はないのではないか、
という気がするのですが……(爆)
帰還してから浄化すればいいのでは、と思ってみたり(爆)
戦ってる場面で暴走する可能性もあるのでしょうが、
浄化者が足手まといなせいで窮地に→暴走、というのはミもフタもないような気がします(爆)
……まぁ、それを言っちゃおしまいというものですし
黙ってれば誰もそんなに気にしないとは思いますけどね(爆)

以上、細かいツッコミでした。


個人的には、割と重要な位置にいるはずの小谷女史に
もう少し見せ場があればなぁ、という気がします。
というか、短編の枠内で無理に彼女についての描写を詰め込み過ぎ、というか。
逆に脇役と割り切って、彼女の悩みとか、そういうものはばっさりカットする、という選択肢も
もしかしたらアリなのかも知れません。
童顔のお姉さんという事で意外に萌え需要もありそうな気もするんですけどねぇ……(爆)

また、キスシーンがこれでもか!とばかりにばんばん出てくる本作ですが(爆)
(いや実際はそんなに無かったかと思いますが(笑)、やはりそういう印象が……)
ラストシーンが一応恋愛物としてまとまってますので、
ここはやっぱり、ラストでひとつ浄化抜きのキスシーンが
あっても良かったんじゃないのかなぁ、と思ってみたり……(笑)

もうひとつ欲張りな事を言えば、「大阪大災害」の真相云々に関して、
も少しサスペンス的に興味を引っ張れていてもいいんじゃないかなぁ、という気はします。
あまりやり過ぎると恋愛物ではなくなりますので、あくまでもひとつの提案ですけどね。
そういう部分も含めて、
この「大阪大災害」という要素に関して、ちょっと収まりが悪かったんじゃないかなぁ……という気はします。
晴人が記憶を失っている事に関して重要な意味を持っていますし、
小谷女史との関係がこじれる理由になってたりして、
作品の中では不可欠な要素であるにも関わらず、
ミステリアが出現している舞台設定の描写の中に
埋没してしまっているような印象も無いこともないのではないでしょうか。
この辺りの構成がもう少しスッキリしていると、
作品の意図も今以上に明確になるのでは、と思います。


まぁやっぱり、上にも書いたとおり詰め込み過ぎな感じは否めないと思います(爆)
各要素を充分に消化しようと思えば、このプロットのまま長編に引き伸ばすか、
もしくは続編エピソードにて掘り下げていくか、
どちらかになるのではないでしょうかね。
短編としてまとまりが良くない、という評価もあるかと思いますが、
送る予定の賞の傾向を考えれば、作品として発展の余地があるというのは
意外とプラスに働くんじゃないかという気もしないでもないです(笑)


……とまぁ、長々と書きましたが以上です。
見解がちょっとばかし個人的過ぎるのでは、というような指摘もいくつかありますが、
どうかご容赦下さいませ。

つうか、やっぱメールで送ればよかったでしょうかねぇ(爆)

というわけで、感想でした。


投稿日: 2002年08月19日 22時33分
投稿者ひなぎく
Eメール
タイトルRe: 5人目です。長文です(爆)
URLhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~pokky/
 ぎゃあああああああああーっっ!!

 ……と、期待を裏切るわけには行かないので、ASDさんの感想は絶叫系だということをアピってみました(笑)
 ひなぎくです。今回はわがままを聞いてくださってありがとうございました。
 今回、これでもかっちゅーほどつっこまれてますが、私なら絶対そこはつっこむでしょうね……というところを的確につっこんでいらっしゃる(おい)
 風呂とか手榴弾はごもっとも……としか言いようがありません。
 うう、またどじ踏んだ(いつも踏んでる)

 あと小谷や大阪大災害の扱い方についても、ごもっとも……ですね。
 詰め込みすぎ……もごもっとも。反論できないもん書くなって、私(涙)
 でも細かい突っ込みはすごく役に立つので嬉しいです。読者と作者のちょっとした(?)溝を埋められるから。毎度毎度細かいところまで見ていただいてありがとうございます。
 
 ごめんなさい、本当に読むだけで「ほえ〜」というかんじで、あんまし言う事ないです(^^;
 


投稿日: 2002年08月19日 22時23分
投稿者ひなぎく
Eメール
タイトルRe: これが感想四人目なのでは?
URLhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~pokky/
 こんにちわ、ひなぎくです。
 感想ありがとうございます。

 最近の関西弁について、私から見ると割と標準語に近づいてるんじゃないかなーという気がします。周りにコテコテの関西弁を使っている人はあまりいません。せいぜいインストネーションが違うぐらいなので、文章にするのは気を使いました(笑) 私はそういう自然に使われている関西弁を使いたかったので、そこらへんで揺れました。

 あとやはり説明不足は否めませんよね……。やっぱ詰め込みすぎたようです。
 研究員(ごめんなさい「小川」ではなく「小谷」といいます……)の態度がそんな風に見えましたか! もう一度、見直してみます。いえ、何度も見直してるんですが……。

 


投稿日: 2002年08月20日 21時16分
投稿者瑞樹
Eメール
タイトル感想四人目です(※長文)
URL
 お久しぶりです、ひなぎくさん。
 瑞樹の感想に、むごい(笑)感想はないと思っているので、今回はこちらに書くことにします。掲示板ですから、できるだけ短くまとめました。

 まず、おもしろかったです。作者であるひなぎくさんご本人が一番感じていることかもしれませんが、これは会心の一作ではないでしょうか。もちろんみずから吹聴してまわることはしないでしょうが(笑)。
 読んでいて、文章、演出、構成、設定、総じて高いレベルでまとまっているな、と思いました。とくに文章面に関しては(細かい問題はあるのかもしれませんが)、超高校級スラッガードラフト一位指名レベルではないでしょうか(意味不明)。

 そんなわけで、おのずと物語そのものに目がいくわけですが、瑞樹が「これはちょっと……」と顔をしかめたところはありませんでした。ただ、電撃応募作ということですので、ちょっと差し出がましいことをいわせていただくと、
 1.中心人物のゆらぎ
 2.関西弁の必然性のフォロー
 3.設定(ネタ)の弱さ
 この3点が『ハルノウタ』でやや気になったところです。逆にいえば、これがなかったら喜んでお金を払います、分割20回払いで(蹴)

 まず(1)についてですが、物語の中心となる人物が前半と後半で変わっているように思われました。主要な登場人物は春人、歌、小谷の三人。前半から中盤までは小谷がドラマの中心になっていて、春人と歌の印象がやや薄いように感じました。具体的に示すと「春人・歌→小谷→春人・歌」というように中心人物が変わっています。
 枚数的には両者とも同じか、春人と歌のほうが勝っているようですので、原因は他のことにあるんじゃないでしょうか。個人的には次の3つが原因だと思います。
 小谷があまりにもよく書けていること。舞台となる研究所内での小谷の葛藤が語られていること。それに対し、春人や歌のドラマ(※わかりにくい表現ですみません。ニュアンスで感じ取ってもらえるとありがたいです)がいまひとつ足りないこと。
 その弊害からか、春人と歌のコンビの活躍がちょっと少ないのかな、と感じるのかもしれません(実際には充分活躍しているんですが)。小谷は世界観を語らせる都合で視点キャラに据えたのだと思いますが、思い切って脇役に徹してしまったほうが良かったんじゃないでしょうか。これが長編なら話は別ですけれど……。
 ただ、クライマックスになると春人・歌のコンビも目覚ましく活躍し、良い印象を与えてくれるので、続編を期待させるという意味ではこれくらいのバランスがちょうど良いともいえるのですが……、なかなか難しいですね(笑)。※結局煮え切らない瑞樹なのであった(蹴)

 次に、関西弁のフォローについて。
 初めに断っておきますと、瑞樹はまったく気になりませんでした。むしろ、関西弁が必然とも思えるストーリーだったと思います。
 ただ、フォローが必要だとの意見があがるということは、その必然性のアピール度がちょっと足りなかったんじゃないでしょうか。
 大阪という故郷を失った春人と歌にとって、大阪弁はそれまで以上に大きな存在になっていたでしょうし、ひょっとすると春人と歌との「絆」のようなものだったのかもしれません。同じ方言を使っているだけで、なんとなく仲間意識が生まれるというのは瑞樹も経験があります。だから二人はかたくなに大阪弁を使っているのではないかという推測(=瑞樹の妄想)が立つのですが、残念ながらそのことは作中で語られていません。書かれていたのかもしれませんが、瑞樹は気づきませんでした(行間から感じ取ることはできましたが)。ひなぎくさんがこのことを意図して書かれていたのだとしたら、もっと明確に打ち出す必要があったように思います。

 最後に設定(ネタ)についての私見です。これは普段なら絶対につっこまないと決めていることなのですが、公募に投稿されるということなので敢えて書くことにしました。
『ハルノウタ』には詰め込みすぎじゃなかろうかと危惧するぐらい(笑)様々な設定がありますね。そして紛れもなく、そのどれもがひなぎくさんのオリジナルです。しかし、ひとつひとつを取り出して見てみると、既存の有名作を連想する設定のような気がします。これは公募作という意味ではマイナスになるんじゃないかと心配です(←余計なお世話)。
 具体的には、「五芒星」や「暴走」は言わずもがな。雨が諸悪の原因とされ、浴びると「感染」してしまうという設定は、赤川次郎さんの『白い雨』や映画の『バタリアン』を思い起こさせます。なにかの代償としてキスをしなければいけないというのは、初期の『バスタード』を、ミステリアを退治するのが半分ミステリアという設定は(『仮面ライダー』とかいろいろあるとは思いますが)やはり映画の『ブレイド』をどうしても連想してしまいます。もちろん、すべて個人的な印象でしかないのですが(笑)
 そういった意味で、ちょっとオリジナリティには欠けていたかもしれない、と思いました。ほんのチョットですが^^;
 とはいえ、瑞樹は(も?)まったく新しいモノなどないに等しいと思ってます。それに、斬新な設定やアイディアはごろごろと転がっているわけではないので、いろんな要素をうまく取り入れまとめることは大切なことなんでしょうね(しみじみ)。毎晩、斬新なアイディが降ってこないかネタ請いしている瑞樹なのでした……。


 長々と書いてきましたが、ひとつ大前提にしてほしいのは、瑞樹がこれを面白く読めたということです。久々に面白い話を読んでつい調子にのってしまい(笑)、もしかすると指摘するべきでないところまで書いてしまったかなという心配があります(汗)。読者全員に対して完璧な作品なんかありませんしね……。
 そういうところがありましたら、すみません。遠慮なく指摘し返してください。
 多少雑な感想になってしまいました。すこしでも参考になれば幸いです。『ハルノウタ』が受賞できることを願ってます。それでは。


投稿日: 2002年08月23日 13時 1分
投稿者ひなぎく
Eメール
タイトルRe: 感想四人目です(※長文)
URLhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~pokky/
 こんにちわ、瑞樹さん。感想ありがとうございます。
 ひなぎくです。
 ひそかに四人目争いがあるようなないような……(笑)
 でも私にとって感想をくださる方はエースナンバーだろうが永久欠番だろうが神様なので、あんまし深く考えない事にします(笑)

 細やかで、分かりやすいご指摘ありがとうございます。
 特に(1)〜(3)の箇条書きはめっちゃ分かりやすかったです。
 って、感想の感想になってますね……。
 でも、レスも返しやすいし。私もこうやって書こうかな。

(1)中心人物のゆらぎについて。
 これは私がひとえに小谷という登場人物が気に入ってしまっていたから、というところに原因があると思います(おい)
 実は小谷というキャラクターはいろんな私の脳内作品を転々としていた(つまり、いつかは出したかった)お気に入りでして。それが仇になってしまったようです。はふぅ。
 主人公コンビも好きなんですが……忘れちゃだめですよね、ははは(汗)

(2)関西弁のフォローについて。
 そうですね。これはこの掲示板で言われてから考え中です。
 瑞樹さんのおっしゃるとおり、晴人が記憶をなくした後、関西弁は二人をつなぐものの一つだと考えていました。もうちょっと前面に押し出してみます。

(3)ネタの弱さ。
 やっぱり似たようなのがありますよね。私もそれは思っていました。
 あ、でも誓ってその作品は読んでいないのですが、「なんかの寄せ集めみたい」というのは感じていました。飛びぬけて面白い設定を一ついれたんじゃなくて、どっかでみたようなやつを二、三個放り込んだ形に……(涙) だからつめこみすぎた形に……(滝涙)

 面白く読めた、の一言。嬉しいです。
 みなさまの応援のメッセージ「受賞できるといいですね!」とか「応募がんばってください!」とか言われるたんびに罪悪感に苛まれます……(爆)
 感想いただいておいてなんですけど、あんまり期待しないでくださいね、ほんとに(TT;

 
 多分、今日でインターネットを出来る日も最後かと思われます。
 ふふふ、二学期ののっけに進学を決めるテストがあるもんで。
 今、最後の修正をしている途中ですが、一番最後に

>その歌は二番にさしかかったとき、ふいにその流れをとめた。

 の、一行を追加しました。分かりにくいですか?(汗)
 ASDさんのリクエストで……といえばわかっていただけるでしょうか。

 それでは瑞樹さん、そしてみなさま、感想ありがとうございました〜。