投稿日: 2002/08/04(Sun) 21:52
投稿者しんじ
Eメール
タイトルてぃあらさん作「TEST OF GOD」の感想
URL
ども。

まず、問題の解答からしましょうかね。
(A)基本的にみんな幸せ
(B)鳥の名が“ゴル・ド・ラセル”であること。

このストーリーが神のテストであるってことが面白かったです。
まーそうじゃなきゃ、なんでもない話になっちゃいますもんね。
しっかし、見事に「色鉛筆」は役に立ってなかったですね(笑)

てぃあらさんの作品は、基本的に面白いです。
自分の作風とか空気とか、ちゃんと持ってますよね。
ただ、これは言わなくてもいいことなんですが、一段落が結構長いですよね。
いやいや、これは好みの問題であって、気にしなくてもいーです。

あと、てぃあらさんがこれ以上のレベルアップをしようとするなら。
えーっと、なんだろうな。
テーマ性ってことになるんかいな。でも、この作品もテーマが感じられますしね。
まあいいです。

あと、純粋に感想なんですが、
ここのフレーズ。

>人生が長い道であるなら、それはきっと分かれ道の繰り返しだ。
>そして人は、いくつもの決断を延々と続けて生きていく。
>どちらを選ぶかで得をしたり損をしたり、あるいはどちらを選んでも結局同じだったということもある。――だが。
>「だが人生には、決して間違えてはいけない分岐点もあるんだよ」

哲学という見方をするなら、僕とちょっと違う考え方してますね。
人生は分かれ道の繰り返し。
でも振り返って見たとき、一本道だったことに気付くもの。
……なんですが、人殺しをする人なんか、一本道とは言い切れないもんがある。
むう。
でも、こんなこと言うと人から「お前はアレだ」と言われるんですが、
人殺しも戦争も自然破壊も医療ミスも、一本道だったんじゃないかなと思うんですよね。
やっぱり僕はアレなんでしょうかね。
ま、哲学は人それぞれ。強要するのが宗教なんでしょう。


っつーことで。


投稿日: 2002年08月05日 13時30分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルRe: ありがとうございます!
URL
こんにちわ、しんじさん!さっそく感想を書いて頂きまして、感謝です!

>まず、問題の解答からしましょうかね。
>(A)基本的にみんな幸せ
>(B)鳥の名が“ゴル・ド・ラセル”であること。

すごい!作者が「これは神様のテストだから人間にはわからなくていいのだよ〜ん」と放棄していた回答がしっかり返ってきている(爆)しかも、ものすごく当ってる気がする!!!

>しっかし、見事に「色鉛筆」は役に立ってなかったですね(笑)

ホンッット、見事にこじ付けですねー(笑)これが企画短編だとは誰もわかるまい……!

>てぃあらさんの作品は、基本的に面白いです。
>自分の作風とか空気とか、ちゃんと持ってますよね。

ありがとうございます!そう言って頂いて嬉しいです!でも自分の作風とか空気を持ってるっていうより、不器用なんですねー……お前はどこぞの健さんか(汗)

>ただ、これは言わなくてもいいことなんですが、一段落が結構長いですよね。
>いやいや、これは好みの問題であって、気にしなくてもいーです。

実は最近、ネットで読む文章と本屋で買う本の文章のギャップに戸惑っていたりします。横書っていうのも大きいんだろうけど……。

>あと、てぃあらさんがこれ以上のレベルアップをしようとするなら。
>テーマ性ってことになるんかいな。でも、この作品もテーマが感じられますしね。

テーマ性か……難しい課題です。書きたいことを書いてて、知らないうちにテーマが出来てるっていうのが自分の理想なんですが、それは無理っぽいなぁ、すごく(汗)でもテーマ性についてはいつか、創作掲示板で皆さんと話し合ってみたいな!

>人生は分かれ道の繰り返し。
>でも振り返って見たとき、一本道だったことに気付くもの。

そうですね、自分もどっちかっていうと一本道派かな。そっちの考えの方が生きていくのが楽ですし(爆)というか「人生は広い!どこにでもいける!!」がモットーだったりします(笑)

>ま、哲学は人それぞれ。強要するのが宗教なんでしょう。

違うから面白いんですよね!互いに相手を批判している宗教や思想家を見ると「あーあ、下らねぇ議論だな」と感じてしまいます。分かって欲しいと思う気持ちは分からないでもないんですが……それでケンカになちゃちゃダメでしょー???

>っつーことで。

ども。ありがとうございました!!


投稿日: 2002年08月05日 23時46分
投稿者アザゼル
Eメール
タイトル感想二人目です。
URL
こんにちわ、アザゼルです。
いつの間にか企画短編が新しくなってました。
アザゼルは企画短編を書いたことが無いな〜と思いながら(お題が決まってると苦手なのです)
読まして頂いたので、感想です(小学生の夏休みの読書感想文にも劣りますが(爆))

えっと、てぃあらさんの作品を読むのは2度目ですが、
この短編は短編としてとても綺麗にまとまっていた気がします。
テーマ性が上でもあがっていましたが、
それをこういう短い文の中に織り込むというのは、とても難しい。
中編でも長編でも難しいのですから、短編なら尚更だと思う今日この頃です。
それにしても、神様の視点が良いですね。
偶然を必然と捉える神の視点と、
過ぎ去った過去の偶然をばねに未来を見据える人の視点の妙がこの作品の雰囲気を決定付けている気がしました(分かっているようなことを書いてますが、アザゼルは脳みそ梅干なので実は分かってないかもしれません(笑))
まあ、ばねにされた必然の偶然に巻き込まれた彼に救いはありませんが、
そこはそれ。
誰かの幸せは他の誰かの不幸の上に成り立つのが常ですしね。
後読感もすっきりしていましたし、
短編らしい短編だとただただ感服しました(そう言えば、アザゼルも過去にこういう神の視点の短編を書いたな……。驚くほど神が神らしくなかったけど)

ではでは、夏休みの読書感想文はこの辺で。
てぃあらさんの次回作も楽しみにしています。
頑張ってください〜♪


投稿日: 2002年08月06日 14時25分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルRe: ありがとうございますっ!
URL
>こんにちわ、アザゼルです。

こんにちわ!お久しぶりでーす。

>えっと、てぃあらさんの作品を読むのは2度目ですが、
>この短編は短編としてとても綺麗にまとまっていた気がします。

2度も読んで頂いてたんですよね。ありがたい事です!

>テーマ性が上でもあがっていましたが、
>それをこういう短い文の中に織り込むというのは、とても難しい。
>中編でも長編でも難しいのですから、短編なら尚更だと思う今日この頃です。

そうですよねー、テーマ性を持つ作品って意識するとなかなか書けないです。今後の課題だ!

>偶然を必然と捉える神の視点と、
>過ぎ去った過去の偶然をばねに未来を見据える人の視点の妙がこの作品の雰囲気を決定付けている気がしました(分かっているようなことを書いてますが、アザゼルは脳みそ梅干なので実は分かってないかもしれません(笑))

そんなー(笑)アゼザルさんが脳みそ梅干なら、てぃあらは梅干にへばり付いたシソがさらに干からびてカビが生えちゃいましたーって感じの脳みそっす!怖いことに、かなり事実っす!
人間と神様の“テンションの違い”みたいなモンを出したかったんですが、それを“妙”とセンスよく言い直して頂いて嬉しいです!これからは“妙”で行こう!(おバカ)

>そう言えば、アザゼルも過去にこういう神の視点の短編を書いたな……。驚くほど神が神らしくなかったけど

あ、それ読んでみたいなー!

>ではでは、夏休みの読書感想文はこの辺で。
>てぃあらさんの次回作も楽しみにしています。
>頑張ってください〜♪

ありがとうございましたぁ!自分も、アゼザルさんの次回作&連載の続き(これはひょっとしてプレッシャー?だってあいみちゃんが気になるんだもーん)楽しみにしてます!頑張って下さいませ!!


投稿日: 2002年08月06日 22時32分
投稿者F-MON
Eメール
タイトル感想三人目です。
URL
こんばんは。F−MONです。

「シナスアドフィンの天使」を拝見したときも思いましたが、
草渡さんのお書きになるものからは、「何か語ろう!」という
熱気が伝わってきます。こういうパワーが持てるということは
羨ましいですね。
 
さて本作ですが、神様によるクイズ形式というのが意外でした。
全てのフィクションは「作者」という神様によって創られている
ということに、改めて気付かせてくれます。面白かったです。

以上です。これからも、パワフルな作品を書き続けてください。
それでは〜 


投稿日: 2002年08月07日 09時31分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルRe: ありがとうございますっ!
URL
>こんばんは。F−MONです。

こんばんは……ではなくて(一夜明けて)おはようございまーす!!感想を頂いた嬉しさのあまり、朝から職場のパソコンでお返事書いてまーす(爆)

>「シナスアドフィンの天使」を拝見したときも思いましたが、

ひゃー、読んで頂いていたんですねっ。なんだか恥ずかしい……(だったら載せるなって?)

>草渡さんのお書きになるものからは、「何か語ろう!」という
>熱気が伝わってきます。こういうパワーが持てるということは
>羨ましいですね。

いえいえ、羨ましいなんてもったいない!自分もいつかはF−MONさんのように、押し付けがましくない、でもちゃんとメッセージがあるお洒落な作品(うう、上手く言えない……)が書きたいのです、本当は。でも−−暴走しちゃうんですよねー(爆)

>全てのフィクションは「作者」という神様によって創られている
>ということに、改めて気付かせてくれます。面白かったです。

そうですね。特にファンタジー系の長編なんか書いていると“創り手”の方にも「この世界をいい加減にできないなぁ」という気持ちも生まれてきたりして……この感情が、創作の醍醐味なのかもしれません。

>以上です。これからも、パワフルな作品を書き続けてください。
>それでは〜 

ありがとうございました!!これからもよろしくお願いします!


投稿日: 2002年08月07日 20時54分
投稿者瑞樹
Eメール
タイトル4人目です
URL
 初めまして、てぃあらさん。瑞樹という通りすがりの者です。以後ねんごろによろしくお願いします。
 挨拶はこのくらいで、さっそく本題のほうに……。

 第一印象は「企画短編のお題候補ごった煮スペシャル」です(笑)。
 本当にいろんなお題がてんこもりなのに、それとなくまとまっていたので感心しました。ただ、正式なお題に決定した「色鉛筆」が一番意味のない存在になっていたのが、てぃあらさんにとっても読者にとっても、気になるところだったのかもしれませんね。逆に、お題として最も目立っていたのは「偶然」だったんじゃないかなと思います。
 さて、感想にもどります。
 話は「男」の完全犯罪の計画とそれまでの経緯が淡々と語られるという形で始まり、なかなか興味を引かれてよかったです。その反面、10枚という分量を考えると仕方ないのかもしれませんが、物語というよりは粗筋に近かったように思います。なにを楽しめばいいのかわからないまま話が進んでいきました(笑)
 ただ、その欠点(?)は、最後に「すべては神様の出題した試験だった」というオチがついたことで、だったら粗筋でも構わないじゃないか、という、ある意味力業(神業?笑)ともいえる方法で解決されているのかもしれないなあ、と思ったり^^; いや、見事な構成とアイディアです(笑)。

 段落が少ないという指摘が先にされていますが、確かに僕も「ちょっと少ないかな」と感じました。適度に改行すると読みやすくなると思います。かといって改行しすぎると、散漫な印象になってしまうのでバランスが難しいですよね。
 ただ、瑞樹個人に限った話をさせていただくと、僕が縦書きビューワで読んでいるためか、さほど読みづらさは感じませんでした。文章そのものがこなれた感じで読みやすいことも大きいかもしれません。
 実は前作(?)の『シナスアドフィンの天使』は途中で読むのをやめてしまったのですが、本作のほうはほとんどつかえることなく読むことができました。もし、てぃあらさんがプロを目指すのだったら、現状に満足することなく頑張ってください。個人的には、もうすこし指示語を減らしたほうが、より洗練された文章になると思います。
 というものの、瑞樹自身がへたっぴな文章を書いているので、参考になるかどうかはわかりませんが(汗)。

 以上、参考にならなさそうな感想でした。
 次回作も頑張ってください。でわ。


投稿日: 2002年08月08日 11時25分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルRe: ありがとうございますっ!
URL
> 初めまして、てぃあらさん。瑞樹という通りすがりの者です。以後ねんごろによろしくお願いします。

初めまして!こちらこそよろしくお願い致します!実は、以前から「瑞樹さんって頭良さそうだな文章書くなぁ……自分とは正反対の存在だぁ」と感心して拝見していたので、今回の感想はまるで先生から採点されたるような気分です(汗)

> 第一印象は「企画短編のお題候補ごった煮スペシャル」です(笑)。
> 本当にいろんなお題がてんこもりなのに、それとなくまとまっていたので感心しました。ただ、正式なお題に決定した「色鉛筆」が一番意味のない存在になっていたのが、てぃあらさんにとっても読者にとっても、気になるところだったのかもしれませんね。逆に、お題として最も目立っていたのは「偶然」だったんじゃないかなと思います。

企画短編のお題候補ごった煮スペシャル(笑)裏タイトルはそれで行きましょー!どれかひとつのお題にこだわるつもりはなかったのですが、一番問題だった「色鉛筆」が、たまたま正式なお題に決まってしまって……ええ、日頃の行いが悪いんですね、てぃあらは(爆)

> 話は「男」の完全犯罪の計画とそれまでの経緯が淡々と語られるという形で始まり、なかなか興味を引かれてよかったです。その反面、10枚という分量を考えると仕方ないのかもしれませんが、物語というよりは粗筋に近かったように思います。なにを楽しめばいいのかわからないまま話が進んでいきました(笑)

推理とかミステリーが苦手なてぃあらにとって、完全犯罪はまさに地獄(涙)短編のリズムを失わない様にと(あと墓穴を掘らないように(笑))、わざと細かく書き込まないように気をつけたつもりだったんですが、粗筋になっちゃまずいですよねー(汗)精進します!!

> ただ、その欠点(?)は、最後に「すべては神様の出題した試験だった」というオチがついたことで、だったら粗筋でも構わないじゃないか、という、ある意味力業(神業?笑)ともいえる方法で解決されているのかもしれないなあ、と思ったり^^; いや、見事な構成とアイディアです(笑)。

いやぁー素晴らしいフォロー痛み入ります(笑)意識してやったわけじゃないんですが、知らず知らすのうちに神の恩恵を受けていたのですねっっ!

> 段落が少ないという指摘が先にされていますが、確かに僕も「ちょっと少ないかな」と感じました。適度に改行すると読みやすくなると思います。かといって改行しすぎると、散漫な印象になってしまうのでバランスが難しいですよね。

今後の課題(山積みなんですけど)のひとつですねー。そのバランスは、厚かましくも瑞樹さんを参考にさせていただこうかと……だってサイコーなんだもん!

> ただ、瑞樹個人に限った話をさせていただくと、僕が縦書きビューワで読んでいるためか、さほど読みづらさは感じませんでした。文章そのものがこなれた感じで読みやすいことも大きいかもしれません。

縦書きビューワ!? 何だその、すごく便利そうな言葉は……!! このバソコンでも出来るのかなぁ……さっそく調べてみなければ!

> 実は前作(?)の『シナスアドフィンの天使』は途中で読むのをやめてしまったのですが、本作のほうはほとんどつかえることなく読むことができました。

がーん! それは最近で一番ショックな出来事です……ますはちゃんと読んで頂けるように、精進したいと思っています! 今回は短編だから助かった気が(涙)頑張るぞー!

> もし、てぃあらさんがプロを目指すのだったら、現状に満足することなく頑張ってください。個人的には、もうすこし指示語を減らしたほうが、より洗練された文章になると思います。

す、鋭い!好きなんですよ、指示語(爆)気をつけます!!

> というものの、瑞樹自身がへたっぴな文章を書いているので、参考になるかどうかはわかりませんが(汗)。
> 以上、参考にならなさそうな感想でした。
> 次回作も頑張ってください。でわ。

なにを仰いますやら(笑)ものすごく参考になりましたよー。瑞樹さんの最新作も楽しみに待ってます!是非是非、これからも御指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します!!


投稿日: 2002年08月10日 00時 8分
投稿者ひなぎく
Eメール
タイトルゴレンジャー(違)
URLhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~pokky/
 こんにちわ、はじめまして。
 めっちゃひさしぶりのほとんど新参者、もしくは浦島花子なひなぎくと申す者でござるが、侍ではないです。別に。
 ……すんません、初対面なのにこんなハイブローな挨拶。素です(よけー悪い)

 てぃあらさんの「TEST OF GOD」を拝読させていただきました。
 本当にひさしぶりだったので「今はなにが一番トレンドなんかにゃー」と思ってふらっと感想掲示板を覗いたら、これが一番上にあったので。
 偶然とはいえ、これを読んでよかったと思っています! 面白かったから。
 私はまだまだ修行中の身なので、こういう公の場(?)では滅多な事をいいません(おい)
 なので他の方々の感想と比べるとかなり見劣りすると思いますが、なにとぞよろしくおねがいしませ(^^;

 ふぅ、やっと本題の感想です。
 哲学的な出だしでしたが、神様のくだけた口調がすんなりと物語の中に入れてくれました。
 あとこれは「僕」が神様の問題を解いているという物語になっていますが、冒頭で神様が話しているときにさりげなく「僕」といれておくと、最後がもっとなめらかになったかもしれません。
>そして語り始める

>そして僕に語り始めた
 とか。すいません、些細なことで。

 そして本編の方は、淡々とした描写ながら男がいかに女を愛していたかがよく分かりました。これってすごいことだと思います。色鉛筆の回想も十分その役目を果たしていると思います。
 最後の「返し」もちゃんとなっていて、よい意味で無難な作品ですね。こういうしっかりしたのがかけないので、悩んでます(T_T;

 それではあまり役にたっていない感想終わりです。
 これからもがんばってください!!


投稿日: 2002年08月13日 15時23分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルRe: ありがとうございますっ!!
URL
初めまして、こんにちわ!てぃあらと申します。まだ駆け出しの新参者ですが、お願いいたしますね!

> ……すんません、初対面なのにこんなハイブローな挨拶。素です(よけー悪い)

ハイブローな人大好きです!素ならなお良し!!これからもこの調子でお互い頑張りませう(一体何を……!?)

> 本当にひさしぶりだったので「今はなにが一番トレンドなんかにゃー」と思ってふらっと感想掲示板を覗いたら、これが一番上にあったので。

あのー……これは今のトレンドではありません!まず、間違いなく。

> 哲学的な出だしでしたが、神様のくだけた口調がすんなりと物語の中に入れてくれました。
> あとこれは「僕」が神様の問題を解いているという物語になっていますが、冒頭で神様が話しているときにさりげなく「僕」といれておくと、最後がもっとなめらかになったかもしれません。
>>そして語り始める
>を
>>そして僕に語り始めた
> とか。すいません、些細なことで。

なるほどー! 読み始めって大切だと思うんで、そこで引っかかるようならダメですねー反省。

> そして本編の方は、淡々とした描写ながら男がいかに女を愛していたかがよく分かりました。これってすごいことだと思います。色鉛筆の回想も十分その役目を果たしていると思います。

うう、色鉛筆のフォロー、痛み入ります(笑)

> 最後の「返し」もちゃんとなっていて、よい意味で無難な作品ですね。こういうしっかりしたのがかけないので、悩んでます(T_T;

長編ならまだしも、無難じゃない短編を書く勇気も力量もてぃあらにはないです(涙)あと“こういうしっかりしたのがかけないので”とありますが、まったく悩まなくて良いと思いますよ。いや、ホント。

> これからもがんばってください!!
本当にありがとうございました。受賞して、作家への道が開けることを祈っています!


投稿日: 2002年08月13日 22時40分
投稿者砂時
Eメールeaab7622@mb.infoweb.ne.jp
タイトル何人目だったっけ?
URL
この感想が何人目なのか……五人目か六人目だった気がするけどわからない。そういうところは置いておいて砂時さんから感想です

いきなり気になったところとして、色鉛筆の存在がかなり薄かったですよね。候補に挙がっていたキーワードのすべてを使って作品を仕上げてみせたところはすごいです。私にいたっては、書いていた作品を冬眠させてしまっていますから。まあ、冬の作品でしたし、受験が終わってから解凍しても構わないでしょうが……

作品のとしての量は少なめでしたが、うまくまとまっていたと思います。淡々とした文章と男の回想。それから続く物語は雰囲気としては合っていましたがちょっと物足りないと思っていました、ですが、最後に神様の試験という終わり方に持ち込めば、それが見事に作品に合うようになっていたのは驚きでした
贅沢を言えば、最初から試験について何らかのサインがあった方がよかったかもしれないということ。ですが、それだとオチがばれやすくなってしまうところがあるので、これはこれで構わないということにしましょう。雰囲気的には、この流れがよく合っているように思えますから

それでは、感想でした。砂時さんも八月が終わるまでには頑張って投稿できるようにしませんと、ね


投稿日: 2002年08月18日 13時37分
投稿者ASD
Eメール
タイトル7人目です
URLhttp://www.bb.wakwak.com/~asd/
……砂時さん、せめて数えてください(笑)


実に素早い投稿、どうもありがとうございました。
ならば感想も素早く……と思いましたが、あまりそういう風にはなりませんでした(爆)
ともあれ、感想です。

瑞樹さんも指摘しておりますが、
お題決定前の候補だった「偶然」「分岐点」なども盛り込まれていて
まるで三題噺のような、大変器用な作品なのではないかと思いました。
肝心の「色鉛筆」の存在が希薄な感じもしますし、
お題のクリアに主眼が置かれているのか、
お話の読みどころが微妙に捉えづらかったかも知れませんが……。
ややとっちらかった印象も無くはないですが、
試験問題、というオチは、よくヒネってあったのではないかと思います。

気になった点としては、やはり毒ガスに関する記述でしょうか。
毒物として体内に吸収されたものが、
化学変化を起こして二酸化炭素になって形跡も残らない……って、
それは一体どんな薬品なのか、と首を捻ってしまいました。
中学生以下の化学知識しかないASDでも
しかも男の方は、それが気化した時点でやられていますが、
そもそもどうやってワインに混入させるつもりだったんでしょうか……(汗)


単体の作品としてみると色々引っ掛かる箇所もあると思いますが、
「宿題に合わせて書く」というてぃあらさんの筆力は、単純に評価出来るのではないかな、と思いました。
それでもやっぱり、あの色鉛筆に何の意味があったのかは気になりますけどね……(爆)


投稿日: 2002年08月19日 18時27分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルASDさん、ありがとうございます!
URL
>実に素早い投稿、どうもありがとうございました。

色んな事情を何も知らず、慌てて投稿してしまって申し訳ないです……本当にご迷惑をおかけしました(汗)

>まるで三題噺のような、大変器用な作品なのではないかと思いました。

ありがとうございます!本来あるべき姿とは異なる作品であることは確かなんでしょうけど、そういうこと無視していっちゃうと、結構楽しかったです(爆)

>肝心の「色鉛筆」の存在が希薄な感じもしますし、
>お題のクリアに主眼が置かれているのか、
>お話の読みどころが微妙に捉えづらかったかも知れませんが……。
>ややとっちらかった印象も無くはないですが、
>試験問題、というオチは、よくヒネってあったのではないかと思います。

三題噺もどき作品として、皆様は暖かく読んで頂いてはいますが、ひとつの短編としては読めるレベルではなかったと(笑)投稿してからヒヤヒヤしちゃいました(早く気づけば良かったっす)

>気になった点としては、やはり毒ガスに関する記述でしょうか。
>毒物として体内に吸収されたものが、
>化学変化を起こして二酸化炭素になって形跡も残らない……って、
>それは一体どんな薬品なのか、と首を捻ってしまいました。
>中学生以下の化学知識しかないASDでも
>しかも男の方は、それが気化した時点でやられていますが、
>そもそもどうやってワインに混入させるつもりだったんでしょうか……(汗)

ああ!やっぱり突っ込まれたぁ!! そんな薬品は御座いません!薬大に縁のある自分が言うのもなんですが(笑)完全犯罪知識ゼロのアホ丸出しでしたね……うひゃー、こっぱずかしぃぃ(爆)

>単体の作品としてみると色々引っ掛かる箇所もあると思いますが、
>「宿題に合わせて書く」というてぃあらさんの筆力は、単純に評価出来るのではないかな、と思いました。

はい。何だか新鮮な楽しさでした! このような機会を与えてくれたやぱ富士に感謝って感じです。いや、マジで!

>それでもやっぱり、あの色鉛筆に何の意味があったのかは気になりますけどね……(爆)

ですねー(笑)8月末の締切り原稿を無事に終えたら、今度こそ「色鉛筆」というテーマに絞ってもう一度チャレンジしてみよっかな……やっぱ、それはダメですか? ASD隊長!!


投稿日: 2002年08月19日 17時10分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルRe: 時砂さん、ありがとうございます!
URL
>この感想が何人目なのか……五人目か六人目だった気がするけどわからない。そういうところは置いておいて砂時さんから感想です

そんなの、何人目でもかまいません!(笑)お忙しい中、貴重な感想を頂いて有難い限りっす!

>いきなり気になったところとして、色鉛筆の存在がかなり薄かったですよね。候補に挙がっていたキーワードのすべてを使って作品を仕上げてみせたところはすごいです。

いやはや、お恥ずかしい……肝心の色鉛筆が希薄である以上、他のテーマはまさに蛇足って感じっすねぇ。

>私にいたっては、書いていた作品を冬眠させてしまっていますから。まあ、冬の作品でしたし、受験が終わってから解凍しても構わないでしょうが……

受験かぁ……早くスッキリしたいですよね!人生でこの時期ばかりは、何をしてても、暗雲のように“受験”の二文字が垂れこんでいますからねー。
でも(今は全く信じられないかもしれませんが!)受験が終わって大学に入ったら、受験時代のことを「あの頃もそれなりに良かったな」懐かしく思い出したりするんですよ、きっと。
悔いの残らないように思いっきり頑張って下さいね!!

>作品のとしての量は少なめでしたが、うまくまとまっていたと思います。淡々とした文章と男の回想。それから続く物語は雰囲気としては合っていましたがちょっと物足りないと思っていました、

短編を書くといつも「自分の作品には何か物足りないな」とは感じてしまいます。ああ、いつか充実した短編が書けるようになりたいなぁぁ……!

>贅沢を言えば、最初から試験について何らかのサインがあった方がよかったかもしれないということ。ですが、それだとオチがばれやすくなってしまうところがあるので、これはこれで構わないということにしましょう。雰囲気的には、この流れがよく合っているように思えますから

冒頭に、テストのことを匂わすかどうかは少し悩んだんですが、意外なオチを意識してやめちゃいました。でも皆様からのご意見を見てると、冒頭に「僕」の存在があても良かったかな、なんて……いやはや、他の人に読んでもらうって有難いことですねー!

>それでは、感想でした。砂時さんも八月が終わるまでには頑張って投稿できるようにしませんと、ね

時砂さんの作品、楽しみに待ってます!でも無理して身体を壊さないように、十分気をつけて頑張ってくださいませ!!


投稿日: 2002年08月19日 18時 6分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトル砂時さんだった……
URL
な、名前間違いちゃいました……すみませーん!!


投稿日: 2002年09月01日 00時19分
投稿者天青石
Eメール
タイトル感想です。8人目?
URL
てぃあらさん、こんばんは。天青石です。
「TEST OF GOD」読ませていただきました。感想です。

てぃあらさんの作品を読むのは初めてですが、とても読みやすかったです。
他のみなさんも仰っていますが、神様のテストだったというところが、
とても意外性があって面白かったです。

ところで、神様の出題を受けている「僕」は、どういう存在なのでしょう?
神様になるための候補生? なのでしょうか。
少し気になってしまいました(笑)。

ではでは。
短いですが、感想でした。


投稿日: 2002年09月02日 11時55分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルありがとうございますっ!
URL
>てぃあらさん、こんばんは。天青石です。

ばんわ!……っていっても今、昼なんですけど(笑)職場でカキコってます!

>てぃあらさんの作品を読むのは初めてですが、とても読みやすかったです。

ありがとうございます!中身が薄い分「せめて読みやすくないとシャレになんねぇぞ?」と思っていたので、そう言って頂けるとホッ致します(汗)

>ところで、神様の出題を受けている「僕」は、どういう存在なのでしょう?
>神様になるための候補生? なのでしょうか。
>少し気になってしまいました(笑)。

ああ!ちゃんと書ききれてないですよねっ。そうです。彼は神様候補生なのでありました!

>ではでは。
>短いですが、感想でした。

本当にありがとうございました!これからもどうぞよろしくお願い致します!!


投稿日: 2002年10月03日 18時36分
投稿者と〜みん
Eメール
タイトル感想九人目。
URL
ども。はじめまして。と〜みんと申します。
どうもレアキャラに成り果てている怠け者ですが、
記憶の片隅にでもお見知りおきくださると喜びます。

気づけば前の青天石さんの感想から一ヶ月。
作品の掲載からは実に二ヶ月経ってしまってます(大汗)
大変おくればせですが、私が読んだのは今日なのですってことで感想を。。。。
九人目って、もう言えることなんて残ってなさそうですけれど(違)

お話の構成というか作りというかがとてもよく出来てるなあと思いました。
そんな彼女としては、なにげない色鉛筆の一シーンが、
男には忘れられない言葉になるとか。
抽象的な言葉を現すのに、見事な具体例を作った感じといいますか。
「色鉛筆」が薄いのは、目的としてメインにするつもりが薄いってことでよしとして(?)
ついつい欲しくなるっていうのは、なんとなく分かるような気がします。
なんとなく癒し系ですよね。。
いやあんな家計が切迫した状況で買おうとは思わないかもしれないけど(笑)

彼女サイドのその男へ対する思いを表すような一コマとか、
ついでに色鉛筆がらみなんかで書いてみると
色鉛筆の存在感がもっと強くなって、
おまけに彼女という人間を感じさせて面白いかなと思いました。
なぜ、どーしても色鉛筆だったのかっとか。

男に対する「いい人過ぎる」って彼女の評価が、
確かに男の陰謀を知らなかった彼女が言う言葉だと思うからそうだねとは思うけど、
って。彼女の前でどんな男に見えていたのかっとか。に興味を持ちました。
んん。。どうでもいいのかな。本筋のまとまりを崩しそう・・・だし。
短編って何を書かないべきかってのもありますしね。(ぉぃ)

では。なんだかよく分からなくなってきたのでこの辺で。
偶然とはかくもおそろしきものかなと思いながら妙味、味あわせていただきました(^^)


投稿日: 2002年10月03日 19時59分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルありがとうございますっ!
URL
>ども。はじめまして。と〜みんと申します。
>記憶の片隅にでもお見知りおきくださると喜びます。

どうも!てぃあらです!ヤだな〜初めましてじゃないっすよ。と〜みんさん!作品も拝見させて頂いてますし、記憶の片隅なんてとんでもないっす!
で、改めて感想、有難う御座いました。
書いた本人が、どんな話だったのか、ほとんど忘れてます――内容の薄い話だったからな(涙)

>そんな彼女としては、なにげない色鉛筆の一シーンが、
>男には忘れられない言葉になるとか。
>抽象的な言葉を現すのに、見事な具体例を作った感じといいますか。
>「色鉛筆」が薄いのは、目的としてメインにするつもりが薄いってことでよしとして(?)
>ついつい欲しくなるっていうのは、なんとなく分かるような気がします。
>なんとなく癒し系ですよね。。

感涙!色鉛筆の影の薄さを、こんなに暖かく受け止めて頂けるとはっ……感謝です!

>彼女サイドのその男へ対する思いを表すような一コマとか、
>ついでに色鉛筆がらみなんかで書いてみると
>色鉛筆の存在感がもっと強くなって、
>おまけに彼女という人間を感じさせて面白いかなと思いました。
>なぜ、どーしても色鉛筆だったのかっとか。

なるほど、ですね。ホント、その通りだと思います。今のままじゃ、彼女の人となりが全く見えてこないですもんねー。はぁ、勉強になりました、マジで。
こういう経験が出来るから、ネット作家っていいなと思っちゃいます!

>男に対する「いい人過ぎる」って彼女の評価が、
>確かに男の陰謀を知らなかった彼女が言う言葉だと思うからそうだねとは思うけど、
>って。彼女の前でどんな男に見えていたのかっとか。に興味を持ちました。

彼女は、そこはかとなく(ポイント!)めでたいおバカさんってイメ−ジにしたかったのですが(笑)力不足でした、はい。

ありがとうございましたー!