投稿日: 2003/02/27(Thu) 19:52
投稿者AKIRA
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タイトルカフェ・トロントについて
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アメリカンな感じで妙に軽いタッチ。でもって主人公からの視点での展開。
まぁ、映画の「バッファロー’66」に近い構成ですね。ちょっと崩しにかかってる。
全体的にいい感じで軽快なんですけどね、下げ(オチ)がちょっと苦しいというか、「まさかそれはないやろう」と考えていたオチやったんである意味ビックリしました。そこまで読んでしまっていいものかどうか・・・と悩んでいたんですがね。
う〜ん・・・短編なんでこんなもんかな、という感じでしたね。僕とは全くジャンルが違うんである意味コメントの仕様が無いというか、でもネタ的には良くあるネタですよ。実際GSでバイトもしてましたし。「わからんでもないなぁ、その気持ち」っていう。文面的には結構良い文面でしたね。きちっと想像出来る文面で、甘ったるさもないですし。この文法(主人公からの視点、これを能動的主観とか擱筆(かっぴつと読むんだそうで)といって三人称の視点を外す手法)は志賀直哉が「小僧の神様」でやってたと思います。ただ、そこまで考えてやったとは考えにくいですけどね(^^;)。内容は軽いアメリカーナで、文面もふまえた上であえて採点させていただけるなら4点くらいかな、と個人的に思いました。ただ、採点は自分の中での尺度なんで、点数は全く気にしなくて良いです。


投稿日: 2003年03月01日 18時15分
投稿者しんじ
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タイトルふたりめ〜の感想
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なかなかシャレの利いた、楽しげな作品だったと思います。

まず「太陽に性別があるんだろうか?」という冒頭に、センスのある人だと感じました。
まあ、僕ならこの質問に「異性ということで……」と答えたかもしれません。
えーオチについてですが、やはりAKIRAさんもおっしゃったように、
「たぶん何でもないんだろうなあ」と、途中で感じてしまいました。
しかしオチには気付いても、そこにどう繋がるかを楽しむという類の作品だと思います。
とすると、そこに何かしらの個性を入れて欲しかったように思います。徹底的なバカバカしさであるとか、ファンタジックな楽しさであるとか。
あと気になったのは、のっけからラストまでテンションが高いまんま、ということでしょうか。
真ん中辺りで、ちょっとテンションを落としてみてもよかったかもしれません。
おそらく、書いてる本人も疲れるんじゃないかな、と余計な心配をしてみたり。

あ、そうそう。僕も昔、スタンドでバイトしてたことがありました。
あっちいあっちい。近くに女子高があったけど、耐えられんかったのですぐやめました。


投稿日: 2003年03月03日 23時47分
投稿者砂時
Eメールeaab7622@mb.infoweb.ne.jp
タイトル感想三人目
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こんばんは。砂時です
最近企画短編の期間が延びたことでのんびりしています。今が一番いい時期ですので楽がしたいから……よくわからないけど、とりあえず感想いきます

一人称の文章は久しぶりだったんですけど(ここではね)割合うまく出来上がっていたと思います
砂漠の雰囲気もしっかりとしていたし、主人公の怯えがあまり伝わらなかったのは残念ですけど誤解するに値する状況もできていました
主人公の性格はもうちょっと想像癖を加えてあげれば面白かったと思います
トランクを開けたりするたびに色々な反応がありましたが、あれだけではちょっとまだ足らない気がしますので
あとオチとしては、短編としては許せるのではないかと
うまく盛り上げていって、落したところはうまいと思いますし
ありえないとは思いつつも、まあそういうこともあるかなとか思えなくもなかったし
一つの作品にまとめるという意味でなら、成功しているのではないかと思います

以上、砂時からでした


投稿日: 2003年03月06日 21時11分
投稿者ASD
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タイトル感想四人目です
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どうも、「やぱ富士」管理人のASDです。
遅ればせながら感想です。


全体の印象としては、コメディという程のこともないような
しょーもないコントのようなお話だったかと思いますが(汗)
オーストラリアの砂漠のど真ん中、という舞台設定が
コントというだけでは終わらない、洒落た雰囲気を醸し出していたように思います。
同じ外国でも、もし舞台がアメリカだったら
随分ありきたりな印象になっていたんじゃないでしょうかね。
特に必然性のある設定というわけでも無かったと思いますが
舞台選択のセンスの良さと、お話の軽妙さが、
いい感じで相乗効果を生み出していたんじゃないかな、と思います。


大きく気になったのは、文章体裁でしょうか。
まるで掲示板の書き込みのように
段落も何も考慮せずに文章途中でガンガン改行していくような文章ですが……。
アマチュアレベルで、インターネット上で読む作品としては
特に問題にはならないかも知れませんが、
ウチのサイトでは一応「プロ並のレベル」を目標に掲げている事でもありますので
最低限、小説らしい体裁は、整えてあって欲しかったかな、という風に思います。
次回作以降は、そういう部分にも気をつけてみて欲しいな、と思いました。


……以上、感想でした。