投稿日: 2003/03/08(Sat) 21:18
投稿者しんじ
Eメール
タイトル「ミューズのいる場所」の感想です。
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どーも。

読み終わってから、「タイトルの意味が分からん」と思って広辞苑を引きました。
なるほど。シャレたタイトルですね。

内容は、確かに文学的な作品ですね。
純文学の定義ってのははっきりしないですけど、
愛、人生、死、そういうものがテーマになったものが純文学と呼ばれるそう。
現代では純文学が読まれることは少ないですけど、芥川賞作品とかめちゃめちゃ面白いですよね。
ん? 感想になってないな。
でも、この手の作品って言えることがないんですよね。すべてが感性の問題だから。
まあ、いいや。

花香は、卒業していく子供たちに「まだ何も知らない子たち」という見方をしています。
ですがその花香も、自分も何も知らないことに気付いてない。
大人になっても夢を捨てきれない人ってのがいますが、
夢を語るだけの何もしない人、夢をひた隠しにする人、一度捨てたけれど自分には他に何もないと知る人。
いろんなのがいます。
花香はどれなのだろうかと考えるんですが、分かりませんね。何しろ書いてない。
ところで、僕は今「我輩は猫である」を読んでるんですが(いまさら)、面白いですね。
夏目漱石は小説を書くにあたって、一万冊の本を読んだと言います。
曰く、「それくらい読めば、誰だって作家になれる」というのも彼らしいセリフですが、
一万冊読めることが才能なんじゃないかと思う。
花香を見ていて、そんなことを思いました。
しかし、一万冊って物理的に読めるんだろうか? 嘘じゃねえかなって気も。

参考にはならなかったと思いますが、感想でした。
最後に、てぃあらさんの作品にしてはギャグが少ないのが……。


投稿日: 2003年03月09日 22時 7分
投稿者沖田
Eメール
タイトル二人目〜♪
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どうもー♪ てぃあらさんに送るのは初めてですかね? 沖田であります。

あはは、僕もしんじさんと同じく、感想が書きづらい状態です(笑)いえ、とてもまとまっていて、ミスがなかったということですが。ちょっと良い気分になれる話、と抽象的にいうしかないですねー。12枚という短さですし、そういう作品もアリだと思います。

くぅ、短くてすいません! 


投稿日: 2003年03月10日 10時21分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトル沖田さん、ありがとうございます!
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>どうもー♪ てぃあらさんに送るのは初めてですかね? 沖田であります。
こんにちわー! チャットではお世話になりました。感想、初めて頂けたんですねっ!何か嬉しいです。ありがとうございます!

>あはは、僕もしんじさんと同じく、感想が書きづらい状態です(笑)
ですよねー(爆)ごめんなさい(^^;)

>ちょっと良い気分になれる話、と抽象的にいうしかないですねー。12枚という短さですし、そういう作品もアリだと思います。
ちょっとでも良い気分になっていただけたら、それだけで大満足ですよー(喜)

>くぅ、短くてすいません!
何を仰いますやら(笑)本当にありがとうございました!!
 


投稿日: 2003年03月10日 10時16分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルしんじさん、ありがとうございます!
URL
感想、ありがとうございます!今回の作品はまた(またかよ?!)ビミョーなジャンルだったので感想いただけるか不安だったんですよー。だからとっても嬉しかったです(^^)

>読み終わってから、「タイトルの意味が分からん」と思って広辞苑を引きました。
>なるほど。シャレたタイトルですね。
ミューズという存在を知らない人には、本っっ当に意味不明のタイトルでしたね……自分もたまたま近くのライブハウスの名前がミューズホールだったってだけの知識なんスけど(汗)

>内容は、確かに文学的な作品ですね。純文学の定義ってのははっきりしないですけど、
>愛、人生、死、そういうものがテーマになったものが純文学と呼ばれるそう。
し、知らなかった(爆)てっきりオチなし文学=¥ヵカ学なのかと……冗談ですけどね!
文学部出身が影響してか、日頃読んでいるジャンルが割と純文学が多いんですよ。なので一度挑戦してみようとは以前から思っていたのですが……無謀でした(涙)

>でも、この手の作品って言えることがないんですよね。すべてが感性の問題だから。
そうですよねー。すごく有名な作品でも、感性が違えば何これ?≠チていうのがあったり(笑)また、読む年齢のよっても表情を変えますよね。
感想の出しにくい作品で申し訳なかったっす……。

>花香はどれなのだろうかと考えるんですが、分かりませんね。何しろ書いてない。
話が薄っぺら過ぎました(汗)今後はもっとよく練ろうと思います。

>ところで、僕は今「我輩は猫である」を読んでるんですが(いまさら)、面白いですね。
彼の作品はなんといってもリズムが好きです。視点も厳しいけど温かみがあるし!

>一万冊読めることが才能なんじゃないかと思う。
これは……無理じゃないんでしょうか……!? 一万冊読み終わる頃には、作家になる以上に人間が変わっている気も(笑)でも、まぁ、それぐらい人様の作品を読めってことですね!

>最後に、てぃあらさんの作品にしてはギャグが少ないのが……。
次回こそ(爆)

ありがとうございましたっ。しんじさんの作品(長編?)の完成の方も頑張って下さいまし!


投稿日: 2003年03月10日 17時49分
投稿者AKIRA
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タイトル感想
URL
>書きにくいなぁ、というのが感想です。はっきり言って書きづらい。実はこの作品は感想で興味持ったんで読んだんですけど、もうこれは感想文泣かせですね。小学校とかの読書感想文で「書きようがないので後ろの解説読みました」みたいなパターンに陥りやすいですね。それほど乖離がある。これねぇ・・・普通の人が普通に読んだらまず頭の中にでっかい「?」がドーン!!と出てくると思いますよ。人間って面白いものでその裏にあるものみたいなもんを読み取ろうと無意識に働きかけるんですけど、多分わからないですよ、これは。だって裏がないんやから。ただ、こういった風景というかシーンを書いてみましたという感じやないですか。僕はそう見えましたけど。どうなんでしょう。純文学って結局何年も経って認められるものでしょ?大衆文学との決定的な違いなんですけど、感覚そのものがもう普通と違うんですよ。だから、国語とかの題材でわけわからん問題出してやるっていう。大体国語という教科で文学に関して問題を出す事自体ナンセンスでね。遠藤周作先生が先生ご自身の作品をお解きになって100点じゃなかったという事自体すでに本人の言いたいものと違う事に重点を置いているゆう事なんですけどね。これもなんか、なんかですけどそう思います。「これはどういう意味やろう」「これには何かあるんじゃないか」「さてここで問題です。この時先生がいいたかった事はなんでしょう」とかそうなってしまうきらいがありますね。そうなってはこの作品の意味がないですよ。だから10点採点で3点です。しかし、これはわからない人のための3点です。


投稿日: 2003年03月10日 22時11分
投稿者天青石
Eメール
タイトル4人目?
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てぃあらさん、こんばんは。
「ミューズのいる場所」の感想です。

読んでまず思ったのは、てぃあらさんには、訴えたい想いがあるんだなぁということです。
音楽に対するこだわりというか、「本物の音楽」についての、熱い想いが伝わってきました。
ギターの種類とか、専門用語も色々出てきて、ホント詳しいんですね。

後は、気になった点といいますか、単に私に読解力がないだけなのですが……。

三段落目の最初に
>彼との再会はあっけなくやってきた。
っていう文章がありますよね。
最初に読んだときに、この文章以降の段落は、卒業式の後の話だと思いこんでしまいました(汗)。
>今日面接を予定している会社は
っていう文章もあったので、てっきり……。

花香が過去を思い出している部分と今の間に、もう一つ段落があれば、もっと解りやすかったたのではないかなぁと、(勝手に思い違いをしておきながら)身勝手なことを考えてしまいました(汗)。

ではでは、感想でした。


投稿日: 2003年03月11日 10時50分
投稿者てぃあら
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タイトル天青石さん、ありがとうございます!
URL
こんにちわー。感想、ありがとうございますっ!

>読んでまず思ったのは、てぃあらさんには、訴えたい想いがあるんだなぁということです。
そうですね。少し前までは「こんな雰囲気が好きなんだぁ」とか「この構成力をアピール!」とか重視で書いていたんですけど、全然上手くいかないのに逆ギレして(笑)「文章技術のなさは『熱い想い』でカバーしてやるのだ!」と開き直ってます。
全然正しい道に進んでいるとは思えないんですが(爆死)何故か以前より受けがいい気も???
いやはや、小説って奥深いですねぇ(しみじみ)

>ギターの種類とか、専門用語も色々出てきて、ホント詳しいんですね。
いえいえ、読む人によっては「ストラトキャスターは商業主義なので、少年の音には合わない」というコアな感想を頂いたり(笑)まだまだ未熟っす(爆)

>最初に読んだときに、この文章以降の段落は、卒業式の後の話だと思いこんでしまいました。
>花香が過去を思い出している部分と今の間に、もう一つ段落があれば、もっと解りやすかったたのではないかなぁと
そうなんですよー! 花香の過去と現在は、わざと曖昧に素早くもってきたかったのであんな表現になってしまいましたが(おおいなる失敗っすね!)状況の表現力の貧困さはつくづく感じております。そう考えると、夏目漱石とか芥川とかってすごいなぁーと感服してしまいますね、マジで!

>ではでは、感想でした。
ありがとうございましたっ!


投稿日: 2003年03月11日 10時34分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルAKIRAさん、ありがとうございます!
URL
毎度、たくさんの感想をありがとうございます!
いやぁ〜、まったく本当に驚いております。ここまで違うかぁ???と(笑)
何の話かと申しますと、実はこの作品、かの有名な『作家でごはん』というサイトの鍛錬場に投稿してみたんですよ。タイトルは「音楽の空」と変えてますが(爆)どちらかというと純文学系が幅をキかせている雰囲気があったので、良い機会だし実力試しも兼ねて。
そこで皆様から頂戴した感想との違いに驚いているわけです。いや、未熟だってのは共通してるんですけどね(涙)
一番面白かったのが、AKIRAさんの、
>これねぇ・・・普通の人が普通に読んだらまず頭の中にでっかい「?」がドーン!!と出てくると思いますよ。
>ただ、こういった風景というかシーンを書いてみましたという感じやないですか。
というご意見。全く仰る通りで恐縮するばかりなんですが、納得しちゃうとあちらの方の大部分が普通でなくなるという現象(笑)逆に、風景のみの部分に「花香の心情」とか長々書いちゃうとそれでセンスなしとレッテル張られちゃう奇妙なルールとか。
エンタメ読者と純文学の溝は思ったよりずっと深いです。
そのことを学ぶには、あまりのも中途半端な駄作ではありますけど(恥)
いやはや、全く興味深い体験をさせていただきました! ありがとうございますっ。
最後に、書きづらい感想を書かせてしまって申し訳なかったです。あれ? このセリフ、前のエセ歴史小説のときにも書いてたような(汗)学習能力ねぇな(笑)


投稿日: 2003年03月13日 00時52分
投稿者砂時
Eメールeaab7622@mb.infoweb.ne.jp
タイトル五人目
URL
こんばんは、砂時さんです
浪人していたこともあって、作品的には感じるものがあったと思います。音楽でないけど、状況は似ている知り合いもいたし……うう

感想ですが、やっぱり純文学系統は感性がすべてなんですよね
個人的にはその感性を多くの人に伝えられる作家がうまい作家だという意見でして、その点ではうまくはないけど悪くはないってところだと思います
感じるもののあった文章だっただけに、適当な感想を書きたくないので短くしますけど
ちょっと難があったところは、もうほんの少しだけでも彼女の忘れかけていた過去の心の痛みを前半部分で印象付けられれば、より深く読むことが出来ただろうこと
よかったところは、私も含めてまだ子供でしかない人にほんの少しでも汚い世界があることを教えてくれたことです

感想はそもそも苦手なので、こんなことしかかけない
それでも、ちょっといい作品だと思った砂時さんでした


投稿日: 2003年03月17日 11時 8分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトル砂時さん、ありがとうございますっ!
URL
こんにちわ!
お返事が遅れてしまって申し訳ないです。改めて、感想ありがとうございました!

>浪人していたこともあって、作品的には感じるものがあったと思います。音楽でないけど、状況は似ている知り合いもいたし……うう
夢と現実の狭間で頑張っている人は多いですよね。自分にはそんな根性ないけど(笑)

>感想ですが、やっぱり純文学系統は感性がすべてなんですよね
別サイトの感想で「純文学は『芸術』なので読者を意識して書いてはいけない」とのご意見も。感性で書くというこはそういうことかもしれないですね。自分には無理だと思いました、はい(泣)

>感じるもののあった文章だっただけに、適当な感想を書きたくないので短くしますけど
ありがとうございます!感じるものがあったと聞いただけで満足です、ホント。
っていうか、それが今の自分にとって一番大切にしたいところかも! 

>ちょっと難があったところは、もうほんの少しだけでも彼女の忘れかけていた過去の心の痛みを前半部分で印象付けられれば、より深く読むことが出来ただろうこと
彼女の過去ももっと詳しく書き込もうと思っていたのですが、面倒になってバッサリ切っちゃいました(笑)この面倒臭がりを直さないとヤバイですよね、うう。

本当にありがとうございました!


投稿日: 2003年03月18日 02時44分
投稿者ASD
Eメール
タイトル六人目です
URL
最近この辺りが定位置になりつつあるASDです(笑)
遅ればせながら、感想です。


読んでまず思ったのは、「純文学」というジャンル表記に対する違和感でしょうか(笑)
ASDの勝手な解釈ですが、純文学というのは
作者なりのメッセージや主張が、作品の中で作者自身の手で完結している
「閉じた」ものなんじゃないか、と思います。
本作のように、メッセージが書き手から読み手へとキャッチボールできているものは
あくまでも娯楽小説であって、純文学ではないと思いますが……。
「読者を意識して書いてはいけない」っていうのは
要するにそういうことなんじゃないでしょうか。
ジャンル表記の時点で、敷居が高いような印象を
与えてしまっていたのが、ちょっと不利な要素だったんじゃないかな、
という風に思ってしまいました。


むしろ本作は、いわゆる青春小説の部類にはいるお話だったのではないでしょうか。
主人公自身、夢はあきらめてしまったとは言え
今度は、教師としてうまくやっていけるかどうか、
という不安に直面しているようなニュアンスもありましたし
彼女自身の成長物語……自身の挫折に折り合いをつけ、一歩前進する、という
そういうお話だったんじゃないかと思います。

ただ、主人公と少年の関係が少々淡白というか、
あくまでも教師と生徒の関係に留まっていて、
同じ夢を、かつて追いかけていた人間と
これから追いかける人間との交流、というようなニュアンスが
ちょっと不足しているような印象があったのが
ちょっと残念だったかも知れません。
まぁ主人公に直接過去を語らせたりしたらそれはそれでぶち壊しになるので、
難しいところなんですけどね(笑)


あと、天青石さんの指摘にもありましたが、
音楽関連の描写の巧みさは、さすがにバンド経験のあるてぃあらさんならでは、と
唸らされるものがありました。
資料の引用では絶対に出ないリアリティがあったんじゃないでしょうかね。
エセDTM作家のASDでもバンドは未経験ですので
さすがにここまでは書けません……お手上げです(笑)


えー、それから、もうひとつツッコむとすれば、
タイトルの「ミューズ」ってのが何となく気になってみたり。
ミューズって芸術の「女神」の事ですよねぇ……。
一体誰を指しているのか、とちょっと考えてしまったASDでした(笑)
もし主人公の事を指して付けられたタイトルだったとしたら
なかなか奥が深いなー、と思ってみたり……。
まぁこれは余談ですけどね(笑)


何にしても、「夢を追いかける」という部分に関しては
当サイトに出入りしているような方なら
必ず思うところはあったんじゃないかと思います。
その辺り、しっかりとした手応えのある作品だったな、と思いました。


以上、感想でした。


投稿日: 2003年03月18日 19時54分
投稿者きぁ
Eメール
タイトル7人目です!
URL
期末の仕事が多すぎて現実逃避しました(えぇんか)。
遅ればせながら、感想7人目です。

個人的な感想ですが、大変個人的な感受性の問題ですが、
きぁ的にこの物語は「コレでOK」でした。
主人公の感情とか、ギター少年の感情とか
或いは風景描写とか情景描写とか。
多分どれにも比重(重心?)を置いていないので、
どの部分についても印象が薄い=残らない、なんだと思うのですが。
でも、全てが同じ比重なので、
かえって読み易かったのではないかと思います。

ヒロイン(なんですよね?)花香は何となく、
全てを一線引いた状態で傍観しているように見受けられます。
過去の描写と現在(卒業式)に対する現実的で投げ遣りな感じが
余計な形容の少ない文体によく合っていると思います。

・・・んで、この先はいわゆる“重箱の隅をつつく”状態なんですが。
ツッコミも一応入れておきます。

全体的に前の文章と相容れない状況説明が見受けられます。

例えば、この辺り。

「卒業式には、晴れた空が良く似合う。」と
「青く広がる空に雲はひとつも見えなかったが、〜気だるさが全体を覆っている。」

この間には否定語か何かが合った方がすんなり行く感じですね。
卒業式=青い空、が“肯定的”なのに、実際は違うわけですよね?
そうすると、次の文章ってのは“否定”の意味合いですよね。

・・・とか、大変せせこましいツッコミを入れつつ。
稚拙な感想で恐縮です。

次回作も頑張って下さいっ!


投稿日: 2003年03月20日 09時51分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルきぁさん、ありがとうございます!
URL
こんにちわ!

>期末の仕事が多すぎて現実逃避しました(えぇんか)。
現実逃避……良い響きだ……(謎)それにしても逃げてきた先がここの感想だなんて、ラッキーです。ありがとうございます!

>きぁ的にこの物語は「コレでOK」でした。
もう、この一言で十分OK(喜)

>主人公の感情とか、ギター少年の感情とか
>或いは風景描写とか情景描写とか。
>多分どれにも比重(重心?)を置いていないので、
そうですね。特に意識したわけではないのですが、どれかひとつに重きをおき過ぎると、何故か瞬く間にダサい&オ囲気が蔓延して(笑)
いやはや修行不足ですなぁ……。

>かえって読み易かったのではないかと思います。
この読みやすさを求めた時点で純文学≠ナはないとのご指摘も(爆)

>ヒロイン(なんですよね?)花香は何となく、
>全てを一線引いた状態で傍観しているように見受けられます。
花香には最後までこのスタイルを貫いて欲しかったのですが、後半は見事に崩れていますねー。

>全体的に前の文章と相容れない状況説明が見受けられます。
>この間には否定語か何かが合った方がすんなり行く感じですね
この作品は(有り難い事に)結構たくさんの人に見て頂く機会に恵まれたのですが、これは初めて受けたご指摘でした。貴重なご意見、ありがとうございます!
成る程ですねぇ……これは難しいところです、ホントに。で、周りの人間(極悪友人)に聞いてみたのですが、確かにおっしゃるとおり否定語をいれるとすんなりと収まるのです。が、果たしてすんなり行く≠アとに意味があるのか? という話になりまして。
自分的には……よくわからないです(爆)でもこれを機に勉強します!
あ、でも友人が言っているのはまともな文章がキチンと書ける人間相手≠フ発言なので、自分には関係ないか(笑)

>稚拙な感想で恐縮です。
何をおっしゃいますやら(笑)本当にありがとうございました!


投稿日: 2003年03月20日 10時38分
投稿者てぃあら
Eメール
タイトルASDさん、ありがとうございます!
URL
お、ASDさんだ! 
遅いなんてとんでもないっす! お忙しい中&風邪の中、ありがとうございますっ。

>読んでまず思ったのは、「純文学」というジャンル表記に対する違和感でしょうか(笑)
いえ、ジャンルは「純文学(嘘)」です(笑)
本当、2月末まで企画短編用のファンタジーを書いていたのになぁ……前のエセ歴史小説といい「企画短編では遊びたいっ」という気持ちがでてしまうのかもしれません、反省。
次こそはまともなエンタメを書くぞっっ――といいつつ次回は童話だったらごめんなさい(爆)

>本作のように、メッセージが書き手から読み手へとキャッチボールできているものは
>あくまでも娯楽小説であって、純文学ではないと思いますが……。
そうなんですよー。読者に気に入ってもらおうと思った瞬間にダメだそうで……ものすごい世界だなぁ(^^;)不純なてぃあらには到底無理でございました!

>むしろ本作は、いわゆる青春小説の部類にはいるお話だったのではないでしょうか。
>彼女自身の成長物語……自身の挫折に折り合いをつけ、一歩前進する、という
>そういうお話だったんじゃないかと思います。
ああ、この文章を紹介文にしたかった……っ! まさしく、まさしくそのとおりです(爆)
作者よりも的確に表現できるその力――さすが、てぃあらが映画評論家として絶対の信頼を置いているASDさんだぁ!

>ただ、主人公と少年の関係が少々淡白というか、
>これから追いかける人間との交流、というようなニュアンスが
>ちょっと不足しているような印象があったのが
>ちょっと残念だったかも知れません。
>まぁ主人公に直接過去を語らせたりしたらそれはそれでぶち壊しになるので、
>難しいところなんですけどね(笑)
そうなんですよ。本当はもう少し書き込みたかったんですけど、正直、ぶち壊しが怖くて出来ませんでした。あと締切と「面倒臭いからこの辺りでいいや」という気持ちも(爆死)

>タイトルの「ミューズ」ってのが何となく気になってみたり。
>もし主人公の事を指して付けられたタイトルだったとしたらなかなか奥が深いなー、と思ってみたり……。
ミューズってのは、殺菌石鹸のことですね! 
というわけもなく(爆)一応、主人公花香を想定してます。女神というのは天上でもなくあの世でもなく、ましてメジャーシーンでもなく(笑)日常――この場合は学校――にいるんだよ、という。あと人生に悩める女神というのも人間的で面白いかな、と。
でもミューズという言葉自体が使い古された感がありますので、タイトルは気にしないでください(汗)個人的には別サイトで出した「音楽の空」という方が気に入ってまーす。

>何にしても、「夢を追いかける」という部分に関しては
>当サイトに出入りしているような方なら
>必ず思うところはあったんじゃないかと思います。
>その辺り、しっかりとした手応えのある作品だったな、と思いました。
この言葉は嬉しいですね、ホント。
下手でも(泣)手応えのある作品(心に残る作品)を書いていきたいと最近よく思ってますので……まぁ、本当は上手くて手応えがないとダメなんだろうけど(爆)

ありがとうございました!
ASDさんの作品もお待ちしてますぜ、へっへっへ(悪)