投稿日: 2003/06/29(Sun) 18:24
投稿者砂時
Eメールeaab7622@mb.infoweb.ne.jp
タイトル芹沢りらさん作『言葉』の感想です
URL
こんにちは、砂時です
りらさんの作品を読ませていただいたので、感想をお届けに参りました

哲学的というか、かなり堅めの文章でしたけどあまり読みにくくはなかったと思います
テンポのいい区切りのおかげで、飽きることもありませんでしたし
やや短めの文章の中に詰まっていた語句は、何か響くものを感じさせられました
『命の根』『自立』『自分自身』『孤独』『塔』『天』そして『言葉』
その意味はうまく言うことはできないんですけど
一人一人によく考えさせられる文だと思いました
一つの詩として、自分としてはお気に入りになりそうです

そういうわけで、うまくまとまりませんでしたけど感想でした
次の作品を楽しみにしていますね


投稿日: 2003年07月01日 12時10分
投稿者きぁ
Eメール
タイトル芹沢りらさん作『言葉』の感想 ふたり目。
URL
ご無沙汰してます!きぁです。
感想が遅れてしまって申し訳ありませんでした。

ということで、砂時に続き、感想二人目です。

何だか久しぶりに『詩』を拝読したように思います。
言葉とか丁寧に選んで書かれているんですね、とても綺麗な詩でした。
独特の世界観があって雰囲気が素敵です。

(私に他人様に言えた義理ではないんですが)
世界観もあるのでしょうが、若干難解な気もしますが、
その手が届きそうで届かない、抽象的な世界というのがちゃんと表現されていて、
とてもいい雰囲気に仕上がっていると思います。

次作も楽しみにしてます。
宜しくお願いします!(^-^)


投稿日: 2003年07月05日 09時41分
投稿者りら
Eメール
タイトルありがとうございます><
URL
砂時さん、きぁさん、感想ありがとうございます!
夏を控えて、すでに干からびかけているりらです。(オイ)


■砂時さん■


こんにちは! 学校生活いかがですか? 毎日忙しいと思うけれど。

>かなり堅めの文章でしたけどあまり読みにくくはなかったと思います

『』を多用してしまったので、ちょっと読みにくくないかなぁと思っていました。
多分読みにくかったと思うのだけど、斜め読みしてもいいように作ってみました;
(と言っても、斜め読みしても意味不明になっちゃうんですけどねTーT)
心配していた点をそう言っていただけたので、ほっとしました。

>一人一人によく考えさせられる文だと思いました
>一つの詩として、自分としてはお気に入りになりそうです

何よりも嬉しい感想です。読んでくれて、ありがとう。><


■きぁさん■


ご無沙汰です>< でも、作品はコッソリ拝見してますよーv

>久しぶりに『詩』を拝読したように思います。

投稿する時、「短編」とも書きづらかったので「詩」に……。(あうっ!)

>手が届きそうで届かない、抽象的な世界

そうなんですね、もどかしいというか何と言うか……

人と人とのコミュニケーションって難しいなと、
自分なりにいろいろ悪戦苦闘していたのですね。

押しつけるような答えはないし、そうしたところで伝わるものでもないし。
だから、自分の心の中のことだけ、自分なりに形にしてみようと思って
書いてみたのかな。なんか、突発的に出来てしまいました。

拙い作品ですが、恥をしのんで送って良かったな><
お二人とも、本当にありがとうございました!


投稿日: 2003年07月12日 05時16分
投稿者と〜みん
Eメール
タイトル三人目です。
URL
はじめまして、と〜みんと申します。
作品読ませていただきました。

読み始めて最初は
人が根でつながってる?
植物?
あれ?
って感じでよくわからないなぁと思いながらも一通り読んでみて。
どう味わえばいいのかなと首をかしげながらもう一回(笑)

するとすんなり、イメージが膨らんでいって、
そう…大きな木が朽ちて、ひょっこり転がって残った一部が芽をだして、近くでもちょこちょこっと芽が出てきて、ジャックと豆の木みたいなつるがのびてぐいぐいとからみあって、雲の上まで塔をたてて、ところがそこに雷ががつんと落ちて、散らばって、でもまた芽を出して……でも気づくと荒野にぽつんと。って感じでしょうか。後味が淋しい。

言葉とは何か?
ただの道具とは違うナニカを感じられる気がしました。
芹沢さんの書かれる物語、読んでみようかなと。
それでは。失礼します。


投稿日: 2003年07月13日 10時15分
投稿者りら
Eメール
タイトルあわわ、ありがとうございます!
URL
とーみんさんの作品に感想を書き終わって、スレッドを下がっていったら、
私の作品にも感想を贈ってくださっていたとは……。(驚)
感謝しつつ、レスなどを少し。

そうですね、普通のレスと少し違うかもしれませんが……

ある時ふと、「言葉」の空しさ、限界を感じて、人と話すのが嫌になったり……
そういうことがあったのですね。思ってる気持ちと違うことが伝わったりとか。

誤解したり、されたり、そういうのが煩わしくて、人を避けたりもしたけれど、
結局、やっぱり誰かと話したくて、人の輪の中に戻ってきてしまうのですね。

ユングの心理学では、全ての人の心の奥底は、繋がっていると考えているんです。
そこには、原始時代からの人類の記憶が全て蓄積されているらしい。全ての人の。
その考え方に出会った時に、ふと、腑に落ちるものがありました。

今は、人に優しくなりたい、と思っています。
伝えるだけではなくて、感じ取れる人間になれたらいいな、と。
結局、自分も、他人も、同じ大地の上で生きているのだから。

>大きな木が朽ちて、ひょっこり転がって残った一部が芽をだして、……

私も、とーみんさんの感想で、また新しいイメージが膨らんだような気がします。
こういう、「言葉」の交流がやめられないのだなあー。

感想、本当にありがとうございました!^^

※追伸

私の別作品、『家族の食卓』しかありません(爆)
雰囲気、全く違うので幻滅しないでくださいね(泣笑)


投稿日: 2003年07月14日 03時31分
投稿者沖田来々
Eメールkushiomuretu@yahoo.co.jp
タイトル四人目です♪
URLhttp://www.geocities.co.jp/Bookend/7906/
 どうも、沖田です♪ 感想遅くなりました! このスレッドの感想のレベルにビビりつつ……。

 実はかなり早くから読んでいたんですけど、多少感想を書きにくかったので遅れました。というのも、詩ということですので感想が完全にフィーリング先行のものとなってしまい、言葉にするのが難しかったのです。なんとか前の方の感想を参考にして書いてみてます(笑)

 まず、僕はと〜みんさんと反対の印象ですね。とても「優しい」感じを受けました。特に最後の一文。遠くから見守るような、母性的な優しさが印象的だと思いました。文体の影響もあるでしょうが、達観というか、視線が高い。確かに「哀しい」感じはあるけど、それでも見捨てない優しさ、というか。

 あと、「『 人間 』とは、『 孤独 』の別名だった。」という一文が好きです。「人間」という単語ですが、ああ、そういう解釈もあるなぁと思いました。

 いい雰囲気の作品で、楽しめました♪ 予想通りまともな言葉になりはしませんでしたが、この辺りで(汗)


投稿日: 2003年07月14日 10時57分
投稿者りら
Eメール
タイトル沖田さん、感想ありがとうございます!
URL
思ってもみなかったほど、たくさんの感想を頂いて驚いています。(/-\)っ

少しぎすぎすして、読みにくい作品だったのではないかと思ったけれど、
みなさんがそれぞれに解釈してくださり、それにいちいち頷いて、
作者のくせに、本当に参考になるレスばかりでした><。

とーみんさんの、「後味が淋しい」というご意見と、
沖田さんの、「それでも見捨てない」というご感想と、
どちらも私が表現したかった部分なので、伝わったことがとても、嬉しいです。
うん、本当に、諦めたくはないんです。人と人とが、心の底で分かりあうということ。

あまりに高度な感想ばかり頂いて、作者としては身の縮む思いですが(爆)、
これに懲りず、また次の作品に取り掛かっていきたいと思います。
読んでくださって、ありがとう。
ビバ・感想交流!(TεT)b


投稿日: 2003年07月20日 21時26分
投稿者ASD
Eメール
タイトル五人目です
URL
遅ればせながら、感想です。

芹沢さんご自身の指摘にありましたけど
確かに拙作「静かの海」に、雰囲気とか色々似ているような作品でしたねぇ(苦笑)
全体的に観念的といいますか、
割と難解な考察を目的とした作品だったかと思います。
これが娯楽小説なのかどうか、というのは判断に悩むところですが(汗)
たまにこういう実験的なものを書きたくなってくるのも、
書き手の立場からすればまぁ分からないでもないですし(笑)
難解なりに、自己満足に陥らずにしっかりとまとまっていたんじゃないか、とも思います。
何げにASDのよりも、雰囲気で流さずに
しっかりとした考察が展開されていたように思いますし……(笑)

一応苦言らしきことも書いておきますと
「詩」と言い切るにはちょっと理屈っぽい印象が強いような気もしなくもないです。
それと上でも触れましたが、娯楽小説として捉えると
果たしてどーなのか、というのも微妙なところのような気もします(汗)
例えば、語り部のような人物が、第三者に向かって神話的なお話を語って聞かせる、
というような形式をとってみても面白いかも知れませんね。

……まぁ物語性・娯楽性云々という意味では
ASDのもどーなんだ、という気はしますけどね(苦笑)
こういう考察が、いずれ長編などに発展していったりとかする事もあるのかな、と
ちょっと考えてみたりもしました。

以上、誉めているのかけなしているのかよく分からない感想でした(汗)


投稿日: 2003年07月20日 22時57分
投稿者りら
Eメール
タイトルお忙しいところ、感謝です!
URL
>似ているような作品でしたねぇ(苦笑)

たぶん、似たようなことを考えたりしてるんでしょうね、普段(笑)
え、そんなことないって??(爆)

>「詩」と言い切るにはちょっと理屈っぽい印象が強いような気もしなくもないです。

確かにそれは自分でも思います。
理屈っぽいというか、筋になってしまって。
詩、というのはかなりいろんな体裁があるので、
ジャンルとしてははじっこに引っかかると思うのですが、
娯楽にはちっともなってなかったなぁ、と改めて思います。

>語り部のような人物が、第三者に向かって神話的なお話を語って聞かせる、
>というような形式をとってみても面白いかも知れませんね。

なるほど、そのほうがかなり物語っぽくなりますねー。
今この「言葉」を読み返してみても、長すぎたなーとか、読みにくいなとか、
いろんなことが反省されます。「詩」より「歌詞」ふうにしても良かったかな。

ダイレクトに伝えたいものがあったので、第三者は入れませんでしたけども、
ダイレクトに伝えるには余分な部分が多すぎたのが悔やまれます。
他の作品に教訓として、生かしていければいいなぁ……

書いてみて勉強になり、感想いただいてさらに勉強になりました。
さらに精進していきたいと思います。ありがとうございました!


投稿日: 2003年07月21日 09時45分
投稿者アザゼル
Eメール
タイトル感想です〜
URL
久方ぶりです。
はぐれメタルのような出現率になりつつある、アザゼルです。
あ、倒しても経験値は大して入らないのであしからず(爆)

感想ですが、なんていうか詩というよりも、
観念的な論をりらさんの「言葉」で分かり易く伝え説かれている――
そんな印象を受けました。
絵本で読む世界の創生、とか。
アダム言語とか、バベルの塔とかのくだりを散りばめてて、
それらしい雰囲気は十分伝わっていたと思います。
ただ、やっぱりそういう雰囲気重視のモノなので、感想を書くのが難しいです(苦笑)
今度はストーリーのあるりらさんの作品を読ませていただきますね♪

……と、愚にもつかない感想でしたが、申し訳ありません(汗)
では、また!


投稿日: 2003年07月23日 11時13分
投稿者りら
Eメール
タイトルありがとうございます!
URL
アザゼルさんといえば、かつて『深海の〜……』に感想を頂いたこともあり。
その節は長い長いお話を読んでくださって、ほんとにどうもでした><

確かに感想の書きづらいお話だったと思います。
私としては、フィーリングで何かを感じていただければいいな、と。
(絵本のような世界を思ってくだったのは、個人的に嬉しいです)

何かをアドバイスしていただいたり改善点を指摘していただいたり
するのも勉強になって嬉しいですが、「読んだよー」という報告
でもじゅうぶん、というかほんとにすごくありがたくて。

皆さんの作品も読んでいきたいな、と改めて思います。
今回も、ありがとうございました!^^