投稿日 | : 2003/11/13(Thu) 18:43 |
投稿者 | : 養老 |
Eメール | : |
タイトル | : さくらさん作『エトワール』の感想です |
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こんにちはです。
『エトワール』の感想お届けでっす♪
詩のようなゆったりと穏やかに流れるストーリーと音の世界。
さくらさんの得意分野の作品ですね(笑)
少ない分量のなかで、全盲というハンデを背負っているのに
明るく優しいエトワールにどことなく負い目を感じているような
みさきが、エトワールも色を認識できることなどを知って、自分と
そう変わらない女の子だとわかってうれしい、といった気持ちの
変化などは無理なく書けていたと思います。
ただ物語としてはもう少し起伏というか、変化が欲しかったかな?
と思いました。『偶然』というテーマの割りには、そういう動きが
少ないような気がしました。
エトワールが学校を休んだときなどは、何か起こるかな?とか
深読みしたんですが^^;
あと各章ごとの☆の数は、みさきのエトワールに対する親密度を
表してるのかな?と思えて、こういうさり気ない工夫は好きです(笑)
『偶然』というテーマには少し疑問点が残りましたが、ストーリーとしては
問題なく読み切ることが出来ましたので良い作品に仕上がっていると思います。
では、またの作品を楽しみにしています。
投稿日 | : 2003年11月14日 14時52分 |
投稿者 | : さくら |
Eメール | : |
タイトル | : 養老さん、感想ありがとうございます |
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ありがとうございます。
私も書きながら、偶然というテーマにはちょっと苦しいような気がしたのですが、
掲載してもらえたようです。
ロッカーの前で話しかけられたあたりを偶然にこじつけてみて下さい…。
☆の効果は、そう言われれば確かに、二人の新密度をあらわしているっぽいですね。
エトの名前を記号として使っただけだったのに、素敵な解釈をしてくださって、
感激です。
テーマを意識して書くことの難しさという面では、とても勉強になりました。
次回もがんばります☆
投稿日 | : 2003年11月17日 01時41分 |
投稿者 | : 砂時 |
Eメール | : eaab7622@mb.infoweb.ne.jp |
タイトル | : エトワールの感想二人目 |
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こんばんは、さくらさん
砂時から感想をお届けに参りました
ゆったりとした感じの、安心して読める物語でしたね
特に上手だと思ったのはエトワールの描写です
盲目でありながら、明るいエトワール
彼女が音から色々なことを知ることができる描写は綺麗でしたし
ちょっとした仕草や言葉の一つ一つが
うまい具合に彼女の魅力を引き出せていると思いました
月の光のイメージ……のところが特にいい感じです
あと、さりげなく細かい部分の描写がいいですね
音楽学校という世界観を感じさせる描写や
手袋のあたりに伝わる季節感など
こういうところの描写は物語をより面白くしてくれるように思えます
ただ、安心して読める分、物語の変化が物足りないところがありました
エトワールが盲目という部分は物語の鍵になり得ますので
そのあたりを物語に加えればより面白くなったのではないでしょうか
養老さんの言うように、学校を休んだ部分
そこに何か物語を入れてあげればよかったかもしれませんね
以上。感想でした
最近色々あって思うように執筆は進みませんけど、頑張りますね
さくらさんの次回作を期待しています
投稿日 | : 2003年11月18日 15時 8分 |
投稿者 | : さくら |
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タイトル | : 砂時さん、ありがとうございます |
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感想ありがとうございます。
私自身が淡々とした性格なのか、逆に物事に敏感すぎるのかわかりませんが、
起伏のない話を読み書きすると安心するのです。
でも、読者がいる限り、読み応えのある作品も書けるようになりたいですね。
次回は、砂時さんのように、起承転結を心がけてみようかな?
忙しいようですが、新しい作品を楽しみに待っています☆