神聖戦記ジャスティネイザー 第一幕「Another Earth」
作:盆暗





この世界に可能性の数だけあるといわれているパラレルワールド、

それはやはり、人の概念にしか過ぎないのだろうか━━━━




























神聖戦記ジャスティネイザー



















科学者の父が、失踪したのは二年前。



いつものように研究所に出勤した父は、その日からもう帰ってこなかった。

父は世間で割合有名な科学者だったために、ニュースなどでそのことが多く報道された。

「周囲の期待に耐え切れず失踪!?」などといった噂が囁かれたりしたが、父の性格からするといつか土産でも持ってふらっと帰ってきそうな気がして、あまり気にしていなかった。

いや、父が死んだとは考えたくなかったと言える。

しかし、いつになっても父は帰らず、半年が経過。

残された僕ら家族、専業主婦をやっている母、社会人になったばかりの姉、飼い犬の次郎丸は、家の貯金を少しずつ食い潰して暮らしている。

父がいない暮らしにも慣れて、周りもあまり騒がなくなった。









第一幕「Another Earth」









けたたましい金属音が鳴り響く。その音を止めるため、右手を振り下ろしそれをたたく。

そしてまたベッドにもぐりこみ、しばらくまどろむ。そしてまた金属音。

しぶしぶベッドから這い出て目覚まし時計を止める。

今日も寒いな、マイナスか?

そんなことを考えながら、今年で地元の高校を卒業する三剣(ミツルギ)マモルは目を覚ました。

自分の部屋を出て、階段を降り洗面台に向かう途中に窓の外にさらさらと粉雪が舞っているのが見える。洗面台の前に立つ。

吐く息が白い。鏡が少し曇る。と、後ろから母親の声が飛んだ。

「マモルー。早く顔洗いなさーい」

「ん、ああ。うん・・・」

あいまいな返事をして顔を洗う。

父親がいなくなってから実質、家の生活はあまり変わっていない。

水道を止める。

普段、一日の5分の4以上は研究所にいたから、そんな生活が染みついていたから、僕らの生活スタイルもそんなに変わらなかった。

制服を着て、食卓に着く。

姉はパンとサラダを食べながら、朝の天気予報を見ている。姉は今年の四月にある会社に就職したばかりの新入社員だ。

本当は、姉は大学に進むはずだった。

自分もついで朝食を食べ始める。

'・・・の天気です。今日は最高気温が0度とかなり冷え込むでしょう。風邪を引かないようにあったかくして出かけてくださいね。' 

「へえー。ひょうははふいはー(今日は寒いなー)」

パンを口に加えたまま姉が間抜けな声を出す。

「姉さん、飲み込んでからしゃべりなよ・・・」

「はんはほへ〜ははふひははひほ、(ゴクン)遅刻するよ」

「何言ってるかわからないよ姉さん・・・」

各地の天気の情報が流れ終わったあと、どっかで起きた行方不明者死亡のニュースが流れた。

しばらく、三人の間に少し重い空気が流れたが、その沈黙を破ったのは母さんだった。

「そういえば、お父さんがいなくなって二年も経つのね・・・」

そう、今日は父さんが行方不明になった日。

「多分、元気にやってるわよ。あの父さんだもの」

その後、三人の間に再び沈黙が訪れた。



僕と姉さんは、朝食を食べ終え防寒具を着て外に出る。

気温はかなり低いらしく、次郎丸は寒がって外に出ようとはしない。姉さんは車で勤めている会社に向かった。

学校に行くための駅に向かう下り坂の少し積もった雪の上をザクザク歩く。

時折吹き付ける風は、雪を僕の顔に激しく当てる。

この町は山に囲まれたほどよい田舎町だ。

人口は約一万三千人。

僕は生まれたときからここにすんでいて、小学校、中学校と地元の学校を進んできた。高校もだ。

しかし僕はこの町がそんなに好きというわけではなかった。

毎日毎日代わり映えのない生活。退屈な日々。

それにしても、寒い。何で冬はこんなに寒いんだと叫びたくなるほど寒い。

山に囲まれているこの町が寒いのは当たり前だが、やはり冬は苦手だ。

一年中冬になったら僕は間違いなく冬眠するだろう。

そんなことをぼんやりと考えながら歩いていると、誰かが僕を呼んだ。

「三剣―!」

振り向いた僕の眼が捕らえたのは、猛スピードで飛んでくる雪だまだった。

「うわあっ」

ぱんっ、というとともに雪玉は僕の顔面に直撃し、そして弾けた。

思わずしりもちをつく。

「さすが私っ!」

肩まで伸びているストレートの髪の中に、美少女といってもそぐわない顔がのぞく。

自慢げにポーズを決めている女。

クラスメイトの浜浦ナツキだった。

顔についた雪を払い、立ち上がった僕の隣に着た彼女に反論する。

「な、何すんだよ、いきなり危ないじゃないか!」

「避けれなかった三剣が悪いんじゃないの?」

彼女はさも当然、という風に答えた。

「避けれるわけないだろ!あんなの!」

「あぁごめんごめん。なんだかあんたの背中見てたら投げたくなっちゃって」

そういって両手を合わせ、笑いながら謝る。

この顔には弱い。彼女は二年生の三学期ぐらいに北海道から転校してきて、今はこの近くに住んでいる。

彼女が転校してきた日に一目ぼれ。

しかしいまだに僕は思いを伝えられずにいる。彼女も僕の事を仲のいい男友達としてみているのだろう。

まあ、たまに二人で登校することができるということだけでもかなりうれしいことなんだろうけど。

「ん〜、まぁ、いいんだけどさ」僕はいった。

すると彼女がうれしそうに、

「え、じゃあもう一球投げていい?」





そんな会話をしているうちに僕らは駅に着き、学校に到着した。






先生が教室に入る。

「出席とるぞー、松倉」

「はい」

「松田」

「はい」

「松原」

「はい」

「松前」

なぜかこのクラスは松が多い。出席番号一番が松倉ってどういうことやねん。

いや、どうでもいいことだが。



ショートホームルームが終わったあと、授業が始まる。

外の景色は相も変わらず雪。






小さいころから父の研究を見るのが好きだった。

中学に入ってからはちょっとぐらいの手伝いはしていて、高校卒業後は大学で勉強する傍ら、父の研究を手伝うつもりでいた。

別に将来やりたいこともないし、研究を手伝うのは有意義なことだと思っていた。

そんな僕にとって、父の失踪はかなりのダメージを与えていると思う。

きっとどこかで生きているだろうと思おうとする自分と、それは絶対にありえないと否定する自分がいる。

もう帰ってこないかもしれない人の事を未練たらしく希望を持とうとする自分は滑稽に見えるかもしれない。

父さんが帰ってこなくなったあの日から、きっと僕はどこかおかしくなってしまった。

感覚が自分のものではない感じがする。

誰かと喋るとき、誰かと会うとき、誰かと何かをするとき。

何かをしている自分を見ているもう一人の自分がいる。

もちろん一人でいるときも。

自分を形作っていたものがなくなった。

時々、姿の見えない不安に押しつぶされそうになって、叫びだしそうになる。

このままだと、きっと僕は消える。

僕の存在が僕ではなくなる。

自分が自分でいるために、父さんが必要なんだと、僕は思う━━━━












校舎を出て、電車に乗り込む。帰りの電車は朝と違い、人がやや少ない。

隣の車両から、ナツキが移動してきた。

「よっ、三剣」

陽気に声をかけてくる。少し、どきどきした。

同時に、電車が動き出す。

「何、なんか用でもあるの?」

「ん〜とね、たまたま」

隣の車両から移動してくるのは、たまたま、ではない。

「そ、そう・・・」

僕は何か話そうと思っているのだが、話す話題がない。電車の走る音だけが車内に響く。

「あのさ・・・」彼女が言った。「なんかあったの?」

「え?」

「何か、三剣、元気ないよ。いつもの三剣じゃない」

僕は少し間を置いて言った。

「・・・・・・前に話したことあったかな?実は、二年前の今日、うちの父さんが・・・行方不明になったんだ。ニュースとかでもやってたと思うよ」

彼女は、僕の気持ちを察してか、謝った。

「ご、ごめん三剣。知らなかったから・・・・・・」

少しの間沈黙が訪れたが、すぐにそれは終わった。

「で、お父さん見つかったの?」

「いや、まだ見つかってない」

「・・・」

少し間を置いて彼女が言う。

「きっと、見つかるって。だから、元気出して」

彼女がそういった数秒後、電車が止まり、さらに乗客が増える。車内が少し騒がしくなる。

僕は、独り言のように、言った。

「きっと、か・・・・・・」

電車が再び動き始めた。電車から降りるまで、僕らは一言も。









家に行くまでの坂を無言で登っていく。僕がナツキの少し前を歩く。

彼女は何を考えているのだろうか。

ナツキと別れる道にきた。

僕は無言で歩く。視線を感じてはいたが、なぜか別れを言う気にはなれなかった。

しばらく歩く。

「風邪ひくなよ!」

彼女が、言った。あまりに意外な言葉に思わず笑う。

はは、なんだそりゃ?

僕は彼女に背を向けながら手を振り、ナツキとわかれた。

あれはナツキなりの僕への気遣いだったのだろう。

少し気が楽になった。

そして、いつもと少し変わった一日が終わった。





今日もテレビを見ながらご飯を食べる。今日は学校が休みなのでゆっくり朝ごはんを食べていられる。

姉は今日も会社なので、早々と食事を済ませ出て行った。

朝食を食べ終わり今日はネットサーフィンでもしようかと考えていたとき、母さんに次郎丸の散歩を頼まれた。

「母さん今日用事があって出かけなきゃいけないのよ。昼はコンビニかどっかで食べて」

そういってドアを閉め、用事を済ませに出かけていった。

朝食を済ませると僕は早速散歩に連れて行くことにした。

昨日と全く同じ雪が道路に積もり、風が吹いている。昨日より気温はやや高いが、それでも寒いことには変わりない。

次郎丸はやっぱり小屋から出てこないし、道路の雪が解けることもない。

僕は玄関にかぎをかけ、嫌がる次郎丸を引っ張り出し、散歩へと繰り出した。




どの家もクリスマス気分丸出しとでも言わんばかりにツリーを家の中や外に飾っている。

こんな時期に一緒に過ごす友達や恋人がいないのは問題があるのかもしれないが、とにかく僕の気分は沈んでいた。

「さ、次郎丸。今日はどこ行きたい?」

次郎丸は帰りたがっていた。





休日の公園はにぎやかだ。小さい子供がかまくらや雪だるまを作ろうと一所懸命に雪を集めている。

自分にもあんなときがあっただろうか、と考えてみた。しかし、思い出したのは、みんなから雪を投げつけられないているときのことだけ。

屋根のあるベンチに座る。

次郎丸は楽しく遊んでいる子供たちを見ている。自分もしばらくそこでボーっとしていた。

この公園も昔とぜんぜん変わんないな。昔の事をよく思い出すよ。

・・ん、昔?



「少年よ・・・」



突然どこかから声が聞こえた。しかし周りを見回しても誰もいない。

低く太いその声は、屈強な男の声をやらせれば日本で三本の指に入るといわれている超有名な声優、大塚●夫(実在)の声に似ている。       (かっこいいなぁ。やっぱり)

「大塚明●?」

その声は僕の問いかけに応じず、そのまま続けた。

「私は君の父の友人だ。彼は無事だ。彼の元に行ってやってくれ」

僕はさらに周りを見回したがやはり誰もいない。どこから喋っていたのかもわからない。

僕は叫んだ。

「父さんは、どこにいるんですか!?」

返事はなかった。

そのとき、次郎丸が後方にほえた。

振り返ると、遠くのほうに黒い服を着た男が走っていくのが見えた。周りが真っ白なのですっごい目立つ。

僕はそいつを追いかけた。

が、速攻で転んだ。

雪まみれになった僕の周りを次郎丸がくるくると回る。

再び走ろうと急いで立ち上がった僕の足に、次郎丸の首につながっている縄が絡まり、ステーンといい音を立てて前のめりに転んだ。

黒い服の男はもう見えなくなっていた。





「あいつ、どこいったんだよ・・・」

黒い服の男を追いかけてもう夕方になってしまった。足跡すら見つからない。

結局もとの公園のベンチに戻ってきてしまった。

再びベンチに座る。

「はぁ・・・」

頭を抱え、考える。

あの声が聞こえたとき周りには子供以外誰もいなかった。

声の大きさからすると近くのように思えるが・・・

「!!」

わかった!

僕は立ち上がった。

近くても見えない場所、それは屋根の上だ!

僕は近くにあったゴミ箱を使い、屋根の上によじ登った。

案の定、屋根の上には人が這っていたと思われるあとがある。

そして僕はそこに黒い革の手袋が落ちているのに気がついた。

なんだかわざとらしいが、これを次郎丸に嗅がせればやつの居場所がわかるかもしれない。

僕は早速この作戦を実行することにした。

幸い雪はあまり降っていない。僕は次郎丸の導くままについていった。




30分ぐらいたっただろうか。

次郎丸が止まった。

そこは人通りがあまりない空き地だった。

「あ、車を使って逃げたのかも・・・」

疲れがドッとこみ上げてきた。





敗北帰宅。

家に明かりがついている。誰かが帰っているのだろう。

ふと、玄関の前で立ち止まった。

郵便受けに、黒い封筒が挟まっている。しかも僕宛の。

僕は封筒を抜き取り、部屋に入った。



僕は一人、まだストーブがついていない寒い部屋で右手に持ったそれの正体を確かめることにした。

封筒の中に何か入っている。

びりびりと封筒を破く。

「?」

中から出てきたのは、得体の知れない錠剤が数個入っている透明なケースと、紙切れ一枚だけだった。

紙切れにはこう書いてある。

〜これを飲めばすべてがわかる〜

「怪しい・・・」

見れば見るほど怪しく見える。

見た目はオレンジ色をした直径5ミリメートルほどのただの錠剤だが、どう見ても怪しい。

と、僕は紙の裏に何か書いてあることに気がついた。

〜毒は入ってません〜

絶対怪しい。

ケースを開け、中を見る。見た目は普通だ。匂いもない。が、誰が何の目的でこれを送ったのかさっぱりだ。

いや、見当はついている。多分あの黒いやつの仕業だろう。

だからといってこれを飲むとどうなるかわかったもんじゃないし、他の人で試すわけにはいかないし・・・

「そうだ!」

僕の頭に名案が浮かんだ。





三剣粒子科学研究所、それが今僕の目の前にある。

父さんが私費で立てた研究所。

父さんは家からいつもここに通っていたが、主人がいなくなったこの建物は今は閉鎖されている。

裏口に回る。

裏口には、非常時に研究所の中に入るためのカードリーダーがある。この事を知っているのは数少ない研究所関係者だけだ。

シュッという音とともに自動ドアが開く。

僕は迷わず誰もいない研究所の奥へ進み、一つの部屋に入り、電源を入れた(いつ帰ってきてもいいようにしてある)。

まぶしい明かりが部屋を照らし部屋の中があらわになる。

父さんが、高校に上がるときに僕にくれた、僕専用の研究室。部屋は小さいものの設備はそろっている。

「よし、やるか!」

僕は腕まくりをし、気合を入れた。





外はかなり雪が降っており、風の音がすごい。

しかし、この学校とこの町とこの星はそんなことはお構いなしにクリスマス気分丸出しだ。

僕は、放課後の教室にいた。ナツキと一緒に。

「で、本当にそれ大丈夫なの?」

机の上においてある薬を指差して怪訝な顔で聞いてくる。

「もちろんサ。研究所の設備を総動員して調べて大丈夫だっていうことだったから」

僕は、さっき彼女に事情を話して薬を飲んだ僕がどうなるかを見てもらうことにした。

彼女は快く(たぶん)承諾してくれた。

「で、その・・・」彼女が言った。「それ、どういう薬なの?」

「さあ?」僕は言った。「何らかの作用を起こすことはわかったけど、何を起こすかはわからなかったなぁ。」

さらっと言ってのけた僕にすかさず彼女が突っ込む。

「そんなもの飲むな!」

「何でさ?これ以外に父さんを探す方法がないのに」

「し、死んじゃうかもしれないのに・・・」

彼女はいかにも信じられないといった感じで言った。

「いいよ。死んでも」僕は言った。

「どーせ父さんがいなけりゃ何にも面白いことないんだし」

・・・この言葉には少し嘘が含まれている。

「・・・・・本当に大丈夫なの?」

「だいじょぶだってば」

「じゃあ・・・」

「ん?」

「何であたしをここに呼んだのよ」

僕は一瞬と惑ったが、すぐに答えが出た。

「必要、だからかな?」

彼女はそれ以上何も言わなかった。



このとき僕は、この薬の事をさっぱりと忘れ、今のままの人生を歩んでいたら、果たして僕は『本当』の意味で幸せだったろうか?



僕はいまだにわからないでいる。



僕は薬をケースから出し、手のひらに出した。ナツキが心配そうな顔で僕を見つめている。

「じゃあ、飲むぞ」

彼女がごくりとつばを飲む音が聞こえた。そのとき僕は水の入ったペットボトルを掲げ、

「君の瞳に乾杯」

ハンフリーボガードを気取った。

ずっこけ。

「ふざけるなら帰るぞ!」

「ごめんごめん。じゃあ、仕切りなおして・・・」

彼女が再び真剣な顔になる。緊張が走る。

僕は薬を水と一緒に一息で飲んだ。



「・・・レモン味」



再び緊張の糸が切れる。



しかし、薬の効果はすぐに現れた。

なんだか頭が重い。

「三剣?」

そしてそれは次第に痛みへと変わり、大きくなっていった。

尋常な痛みではない。間違いなく薬が作用している。痛みはどんどん増してくる。

「三剣!三剣!誰か!誰か来て!!」

僕は椅子から転げ落ち、床に倒れた。

ああ、頭が痛い。頭が・・・

一瞬、教室がぐにゃりとひん曲がったように見えた。

僕は、どうなるんだ?



ああ、誰かが僕を呼ぶ声が聞こえる・・・


数秒後に、僕の意識はなかった。



































暖かい。


気持ちいい。



波の音?




カモメの声?



ここ、どこ?




ボクノ、バショ?



彼は目を覚まし、跳ね起きた。

「・・・・・・・・・・・・海?」

20秒ぐらいの沈黙の後に出た言葉だった。




続く

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NEXT TIME OF JUSTINEITHER

声:謎の黒服男

薬の作用によって違う次元に飛ばされた、普通の高校三年生、三剣マモル。

彼は父親を探し、歩き続ける。

そこで彼が目にしたものとは!?

そして父親の行方は!?

次回、神聖戦記ジャスティネイザー第二幕

「再会」