鍛冶屋の値段 兇の一念
作:AKIRA





 この年の江戸はいつになく寒く、白綿の雪が止んだ日が無かったほどであった。
この夜、日本橋にある山城屋利兵衛という呉服問屋の旦那が、霞ヶ関坂にある福岡藩黒田家の上屋敷(現在は外務省に跡地がある)から日本橋にある店に戻ろうとしていた。
 いつに無く冷え込み、ましてや月明かりも無い。光源といえば、屋号を書いた提灯一張りだけである。
その上、このところ辻斬りが出ていると云う事もあってか、町は息を殺して朝を待っている。
 利兵衛は徐に足早くなっていた。冷えと辻斬りから逃れる為である。
 日本橋が見えてくると、店はもうすぐだった。そのはずであった。
「おい」
と後ろから呼び止められた。
 ふと、後ろを振り返るが、人影は無い。
(気のせいだろう)
 このところ辻斬りのために過敏になりすぎている、と利兵衛は思った。
そして、再び家路につこうと店に向かおうとした刹那、冷たく、鋭い衝撃が背中を襲った。
後ろを振り向くと、無いはずの人影が一体。侍であった。
 口から鮮血を吐き出すや否や、今度は胴を割られた。
 利兵衛は一声上げることなく、息絶えた。

 翌朝。
変わり果てた利兵衛の姿を目撃したのは、人足寄場に向かう所だった吉蔵という者だった。
 番屋から、常廻り同心関地十兵衛と目明しの小平太という者が駆けつけ、手を拝んだ。
「これで三人目だぜ。酷いもんだ。一体何が楽しくて人を斬るのか、わからん」
 関地十兵衛は辻斬りに対する憎悪と、自らに対する不甲斐なさとで顔が紅潮していた。
「へえ、最初は職人の為吉で、これは首と胴が離れていた。二人目は町娘のおりんで、散々手込めにされた挙句に心の臓を一突き、ですからね」
 小平太も眼が吊り上っている。
「わかんねえのかい、辻斬りについてぁ」
半ば苛立つようにして、十兵衛は小兵太に尋ねた。
「へい、剣客、っていう以外に。・・・」
「馬鹿野郎。いいか、そんな事はわかってるんだよ。それ以外だ、どんな小さな話でもいい。一言一句逃すんじゃねえぞ。何としても、下手人を挙げるんだ」
 関地十兵衛は何としてもこの下手人を捕らえ、恨みを晴らさせてやりたい。小平太も思いは同じであった。
 利兵衛の死体が番屋に運ばれ、腑分けが始まった。
 腑分け、というのは今で言うところの司法解剖、あるいは検死にあたる。当時腑分けを出来る医者は多くなく、この時も前の二回同様に、蘭学医である良順という人物が行っていた。
「まさか、三回もやるとは思わなかったよ」
と良順も憎憎しげに呟いた。
 腑分けが始まり、先ず割られた胴から胃袋、腸、と胴の中から丹念に調べ上げる。部屋に鉄くさい血の匂いが駆け巡る。
 最初は十兵衛も凝視していたが、さすがに途中で耐え切れずに外に出た。
暫くして、良順の声がかかった。どうやら、終わったらしい。
「先生」
「十兵衛さん、面白いものが見つかったよ。前の二回では見つからなかったものがね」
と良順は右手に持っていた白い布をひろげた。中に刃物と思しき欠片があった。
「・・・」
十兵衛が眼を近づける。どうやら、刀の破片らしい。
「これはね、背中の骨。それも一番固いところに突き刺さっていたよ。引き抜くときに割ってしまったか、背中にも斬られた後があるから、その時か」
「何か、わかりますか」
「あんたの思ったとおり、刀の欠片さ。それも、相当の業物だよ。江戸にもいるかどうか」
「となると。・・・」
「目利きに見てもらうしかない。それも江戸中のね」
それほどまでに、この欠片は珍しいものだ、と良順は言うのである。
「世に珍しい、とあっちゃあ探すのに手間は省ける。少なくとも、当代きっての目利きにみてもらうしかないな」
「金子屋の旦那さんか」
良順もはた、と膝を打った。
(金子屋の旦那ならわかるはずに違いねえ)
良順から欠片を貰い受けると日本橋に向かって駆け出した。金子屋は日本橋の人形町に店を構える質屋である。

 十兵衛が金子屋に着いた頃、金子屋の主人である小兵衛は不在であった。
代わりに番頭である喜助が例の破片を眼に入れんばかりに近づけ、調べた。
 喜助は頭を振って、
「私共にはわかりませぬ。このような乱刃は見たことがありませぬ」
「小兵衛さんは、どこに」
「主、小兵衛は美濃の方へ行っております。当分は戻ってこないでしょう」
「美濃、ねぇ。・・・何しに?」
わかりませぬ、なにせ気が向いたら瓢と居なくなりますから、と喜助はやや困り果てた様子であった。

 十兵衛は番屋に戻った。出直しである。
(美濃、か)
 喜助が言った「美濃」という言葉に少し引っかかりを感じている。美濃、といえば中山道の刀工の土地ではないか。
 十兵衛が暫く茶をすすりながら考えにふけっていると、小平太が戻ってきた。
「どうだい、具合は」
と十兵衛は尋ねたが、小平太は手を振るだけだった。
「全く。・・・旦那、申し訳ない」
「・・・。そうかえ、仕方あるまい。だがよ、良順先生が面白いもん、見つけてくださったぜ」
と例の破片を小平太に見せた。
「・・・なんですかい?」
「あのな、俺たちぁ辻斬りを追ってるんだ。刀の欠片以外の何があるってんだ」
「そりゃ、そうだ。・・・で、どこのやつで?」
「・・・、いいか。これがどこの鍛冶屋で誰のやつかわかってたらこんな所いやしないんだよ。それを探すのがお勤めってもんだろうが」
「その様子だと、金子屋の旦那は不在だったんですね」
「そういうところは気が回りやがる。・・・小兵衛さんは美濃らしい」
と十兵衛は再び茶を啜った。
「そこでだ、美濃にまで足を運ぼうか、と思ってる」
「しかし、旦那は常廻りでしょう」
「そうなんだ。・・・」
 江戸時代において、いわゆる「同心」と呼ばれる今日でいう警察職には三つある。
隠密廻り、常廻り、臨時廻り、と呼ばれるもので十兵衛はそのうちの常廻りに当たる。
常廻り、という役職は決められた地域を巡回する役目で、持ち場を離れて捜査することは無い。諸国を旅し、下手人を捕らえることが出来るのは隠密廻りのみで、それも奉行や与力といった中枢に極秘に与えられることで初めて江戸を離れる事が出来る。十兵衛には無論、出来ようはずが無かった。
(どうするか)
与力に掛け合うか、掛け合うとしても誰に掛け合えばよいか。
「・・・。今から奉行所に行ってくる」
言うなり十兵衛はおっとり刀で奉行所に向かった。

 奉行所に着いた頃は太陽が一日の仕事を終えようとしていた。
斜陽がかった奉行所の同心役場には既に無人であった。
 奉行所の隣は奉行自身の役宅がある。北町および南町の奉行はそこで起居し、仕事に向かうのであるが、十兵衛はその役宅に向かった。
 隣接している為、奉行の小姓に訳を話すと、意外にもすんなりと通してくれた。
役宅の応接で待つこと暫く。北町奉行である酒井因幡守忠知が色無地で現れた。
酒井因幡守が上手に座るや、
「普段では、こういう形で会うことは無いが、何かあったのか。辻斬りの一件であろう事は容易に察しはつくが」
「実は。・・・」
と十兵衛は話し始めた。辻斬りされた利兵衛の体から刀の破片が出てきたこと。そしてそれが江戸の鍛冶職人の物ではない事、それが美濃に違いないと感じた事などである。
「それで、是非お願いがあります」
「美濃に行きたいのであろう。しかし、何故美濃と思うた?確かに美濃は刀工の地ではあるが」
「訳。・・・はありませぬ」
「無い、と。それでは行かせられぬではないか」
「これは、およそ勘、といったものなのでしょうが、とにかく美濃という所で引っかかるのでございます。是非」
十兵衛があまりにも伏して願うものであるから、根負けした因幡守は、
「・・・仕方あるまい。かといって、このまま行かせるわけにも行かぬ。臨時廻りの者を出そう。それまでは待て。臨時の者が出来次第、すぐにここを発って美濃に行け。この一件は何としても引っ捕らえるのだ」
よいな、と下知を下した。
 臨時廻りは、常廻りであった同心が息子などに家督を譲って隠居したいわば同心OBとも云うべき構成で成り立っている。この時、十兵衛の代わりに河合某という初老の同心が入った。
 これで十兵衛は晴れて美濃に向かうことが出来た。
 三件目の辻斬りが発生してから四日程経っていた。

 関地十兵衛が通ったのは中山道という東海道に次ぐ主要街道である。江戸から草津まで百二十九里ある。
宿場町は東海道の五十三より多い六十九で、しかも山間が多い。しかし、東海道における大井川のような天然峻険は無く、女性もよく利用している。ちなみに、幕末において皇女和宮が江戸に向かう際、通った街道がこの中山道である。
 日本橋を出立して軽井沢を抜け、水掛から長野八幡へ更に北、木曾方面に出て、木曾街道を通り、関ヶ原、彦根を越えると草津に出、最後は京の三条大橋となる。
 十兵衛が中山道の岐阜太田宿に着いた時は、江戸を離れて十日ほど経っていた。そこから更に関へ三日。
 関にある小さな宿場を足がかりに十兵衛は訪ね歩いた。無論、良順から貰い受けた破片を見せて歩いている。しかし、これといえる情報は得られなかった。
(なんとしても)
という気持ちが十兵衛の中で駆け巡っている。ここに逗留して七日が経とうとしていた。
 そして、八日目。
ある刃物屋を訪ねたとき、「孫六」という鍛冶屋が詳しい、という情報を聞きつけた十兵衛は道行く人にたずねながら、孫六という鍛冶屋の住まいを見つけた。

 孫六という鍛冶屋は息子である新介と二人で刀鍛冶をしている、という。
「ごめんよ」
と十兵衛は中に入った。すると、そこには見たことの有る老人が座っていたのである。
 年は、六十を少し下回るほどで、髷に白いものが混じっている。目元にほくろが有った。
「か、金子屋の旦那?」
「お、おお。そういうアンタは関地の親分。なんで、こんな所に」
とお互い面食らったが、関地は今までの経緯を事細かく話した。
「そうかい、利兵衛さんがね。・・・それならここの孫六さんにまかせな。当代きっての鍛冶屋だから、分からぬ事はないだろうよ」
と金子屋小兵衛が自慢げに話していると、
「いやいや、金子屋さんにはかないますまい」
と奥から初老の男が現れた。
 年は五十がらみであるが、若く見える。着ている甚平も年季が入っており、なにより飄然とした、それでいてかなりの修羅場を踏んでいるような不思議な匂いのする人物であった。
「この方が孫六さんだ。六さん、この方は関地十兵衛親分といって十手持ちなんだが、是非見てもらいたいものがあるようだ」
と十兵衛に例の破片を出させた。
「ふむ。・・・関地さんとか言ったね。これが何か」
「これが、江戸で出ている辻斬りの証拠なんでさ。腑分けしたホトケから出たんですが、これが江戸には見つからないんです」
 孫六は暫く眺めていたが、やがて、しきりに首をかしげると、息子の新介を呼んだ。
「新介、蔵に朱鞘の一振りが有った筈だ。持ってきなさい」
暫くすると、新介は朱鞘の刀を持ってきた。
 孫六は関地に品を返すと、朱鞘の刀を抜き放ち、刃紋を見た。
「・・・。やはりな。これを御覧なさい。まるで針をまばらに並んだような刃紋であろう。これを三本杉の刃紋といって、我が一門の刃紋だ。多分先代の孫六、つまり私の父が打ったものだろう」
「なんで、それがわかるんです」
「我が孫六一門は代々三本杉を刃紋としておるが、それを意識して打ったのは私の世代になってからだ。しかし、この破片は見る限りではそれほどはっきりと打ち出しておらぬ。おそらく、偶然に出たものだろう。しかし、それが辻斬りに使われるとは、悲しいものだ」
と鞘に収めると、拳がわなわなと震えだした。
「新介、支度をしなさい。江戸に向かう。・・・いや、関地の親分さん。これは私にも関わっている一件だ。私にも先代の代わりにけじめをつけにゃならん。いやさ、私には」
と右人差し指を左手で包み、左人差し指を出して
「これがあるからね」
と、笑った。

 関から江戸までは十七日ほどで到着した。月が替わっていた。
孫六は金子屋に逗留することで、宿の心配は無い。
 幸運な事に、江戸はあれから警戒心を更に強め、夜出歩く者は全くといっていいほど居なくなり、辻斬りは出ていないらしい。
孫六、新介、小兵衛、そして十兵衛、小平太の五人が金子屋の二階で、顔を寄せ合って、地図をにらんでいる。
「で、最初の辻斬りが出たのは」
と小平太は日本橋、丁度山城屋の裏手の長屋を指した。
「ここでさ。で、もって二人目の娘さんは。・・・そう、ここ。惨たらしい殺され方でしたよ」
そして、三人目の利兵衛は店の近くである。
「なるほど、な」
と小兵衛はある一点に気がついたらしい。
「一人目は、ここ。二人目はここで、三人目が店の前。・・・日本橋を徘徊しているように思えんか」
「ええ。それは分かってるんですが、そこら界隈を調べても怪しいのが猫一匹居ませんで」
ばつが悪そうに小平太が頭を下げる。
孫六は、じっと地図を見渡しながらも、一言も発さないでいる。
 えらく考え込んでいる様子であった。
「そうであれば、こちらから動く他あるまい。儂がそこら近辺をうろつけば、奴は出てこよう。・・・何、心配はいらぬ世話よ。親分さんが見張っておればよい」
「それは、そうですが。・・・」
「なら、決まりだ」
と孫六は新介に持たせていた、藁巻きから黒塗りの大小を抜き出した。
 十兵衛は不安でしょうがないらしく、しきりに地図と睨み合っていた。

 その日が暮れて、月が仕事をしようと顔を出した頃である。
冬であるから、日が落ちれば一斉に暗くなる。
「では、行ってくるでな。親分さん、ちゃんと着いてきなさいよ」
と孫六は、まるで銭湯にでも行くような面持ちで提灯に火をともし、金子屋を出た。
「父上、くれぐれも」
と新介もなんら表情を変えていない。
 金子屋のある人形町から掘留を過ぎ小伝馬に向かおうとしていた。
 丁度、小伝馬の牢屋敷にさしかかろうか、という所である。
「おい」
と後ろから声がした。
(出よったか)
孫六は、左手に提灯を持ったまま、右手の柄に手をかけて振り向いた。
 しかし、辺りに人影ひとつなかった。
「声をかけたのは分かっている。出てきなさい」
と大声で呼ばわったが、物音ひとつしない。
 しかし、孫六は異常な殺気を感じている。孫六は右手に柄をかけたまま、辺りを見回した。が、殺気はするものの、影は見当たらない。
(いよいよ、やるかよ)
と孫六はきらり、と刀を抜き放った。無論、自ら鍛え上げた刀である。
静寂が周囲を落としこめている。不意に、がたっ、という音が右手の屋敷から聞こえた。
 孫六は駆けた。駆けて、屋敷の塀に張り付いた。
すると、刀の切っ先が目の前を飛び出した。刃が、こぼれている。
(やはり、こいつか)と孫六は塀から飛びのいた。
屋敷の裏手の影から一人の浪人と思しき男が現れた。年は三十半ばを越えた辺りであろう、両眼が血走っている。額に、殴られたような傷があった。

(ん。・・・)
孫六はその傷を見ながら、何かを思い出そうとしている。
「どこかで、見た事あるな」
「憶えておらぬのか」
浪人は低く唸った。飛び掛らんばかりである。
「・・・。そうか、思い出した。お主、昔に儂の家に来たことがあるな。確か、昔に儂の刀を所望して家に来た。来たはよいが、お主のその眼にうつる「兇の一念」を見て、売らなんだった」
「そうだ。お前が売らなかったせいで散々に虚仮にされてな、むしゃくしゃしていたんだよ」
「だから、辻斬りをやったのか。先代の刀で、しかも何の関係もない娘さんを手込めにしてか。人でありながら畜生に堕ちるかよ」
「やかましい」
と浪人は上段に構えた。孫六は正眼に構えている。
「鍛冶屋ふぜいが、勝てると思っているのか」
と、浪人は一挙に振り下ろした。孫六は体をかわした。
間髪いれず、浪人は数撃見舞った。が、孫六はいずれも鎬に当てる事無く、まるで風に吹かれたように当たらない。
「小癪な」と浪人は横になぎ払った。
孫六は、そのなぎ払った刀にめがけ、棟で一挙に打ち込んだ。すると、刀は見事に寸断され、割れた半分は大地に突き刺さった。
「よいか、刀というのもは刃が揃っていて初めて力を発揮する。欠けた刀では勝負にならん。侍なら侍らしく、腹を召すがよい」
「くそっ」
と浪人は割られた刀を振りかざし、斬りかかった。
「まだわからぬか!!」
と孫六は全身の力で以って、浪人の肩口を叩いた。鈍い音がして、男は呻きながら崩れ落ちた。

 この浪人、名を奥田玄右衛門といって大伝馬の長屋に住んでいた、浪人である。さる藩の藩士であった頃、孫六に刀を所望したのだが、孫六ににべもなく断られた。後、質屋で偶然にも手に入れた刀 ― 先代の物であったが ― で次々と人を殺めていった、という事が詮議にかけられて分かった。
 無論、浪人は市中引き回しの上、打ち首獄門という極めて重い刑罰によって処断され、江戸に平穏が戻った。
 関で、江戸からの金子屋小兵衛の便りで知った孫六は、安堵を浮かべた。
仕事がひと段落したので、新介が茶を、入れて持ってきた。
「しかし、父上。どうであれ、先代の刀を折ってしまったのは勿体のうございます」
「人を斬った刀なぞを勿体無いとは思わん。むしろ、先代も安堵しておられるであろう。よいか、刀は道具だ、所詮な。しかし、その道具を持つ者がどういう人物であるか。むしろ、そちらの方が大事なのだ」
「そういうものでしょうか」
と新介は些か納得が行かない様子である。
「よいか、善なる者の持つ道具には善なる魂が宿る。逆もまたしかりじゃ。今回の一件でも、あの浪人に「兇の一念」があったればこそ、このような始末になった」
「では、もしあの浪人がその、『善なる者』であれば、どうするおつもりでした」
「どうするも何も、売っておったよ。無論、金次第になろうがな」
と孫六は大きく笑った。
 孫六が折った先代孫六の刀は、斬られた者たちへの供養として、祓った後、地中深く埋め、そこには供養塔が立っている。